第95話

side Y - 3人の夜 -
334
2020/11/29 13:47
your side


シャワーに入って少しぬるめのお湯で火照った身体を落ち着かせる。


私、ヤバかった、、、2人から攻められて、、、どうにかなってしまいそうだった。


今までに感じたことがないような、、、、、、さらなる快感がまだ残されていたなんて。。。


考えるだけで熱くなる下腹部。


期待は膨らむけど少し怖くなる。私、、、、一体どうなっちゃうんだろう。


もうすでに自分が自分でないみたいで、2人に攻められると身体が言うことを聞かない。


ゾクゾクするような感覚が身にまとわりつく。


シャワーで洗い流そうとしても、消えないその感覚のせいで私の呼吸は浅くなり、手は少しだけ痺れていた。


シャワーから出ると、2人とももうすでにシャワーを終えて、ソファに座り残りのシャンパンを楽しんでいた。
あなた、おっそいわー。
こっちきて?
そう言って紫耀は私の手を取り、引き寄せたかと思うと、すぐに唇を塞がれた。


紫耀からシャンパンを口移しされる。
あなた
(ごくっ)んっっ、、、あぁ、、、
ふふ、、、かわいー
あっち、、、行こう、、?
廉に手を引かれマスターベッドルームに向かう。

後ろから紫耀がそっと私の腰に手を添えて、私をエスコートする。


今になって余計に酔いが回ってきた。


お酒のせいか、、、、セクシーなバスローブ姿の2人に酔っているのか、、、それともこのロマンティックな状況に酔っているのか、、、分からない。体の奥がジンジンして、何をされているわけでもないのに呼吸がもっと浅くなる。


2人に挟まれて、ベッドのヘッドボードにもたれる。
あなた、、、大丈夫?
廉が覗き込み私の様子を伺う。
あなた
う、、、ん、、、わかんない、、、ふふ、、、酔っちゃったのかも。。。
ふふ、、、、かわいい、、、
紫耀がまだ少し濡れた私の髪の毛を撫でる。それがとても気持ち良くて、目を閉じると、紫耀と廉が
まだ、、、、寝ないで、、、、
今日は、、、特別、、、やから。
あなた
ん、、、、
3人で少しいちゃいちゃする。


いつもとは違うこの状況になかなか集中できずにいると私の左側にいる紫耀が私の手を取りいやらしく指を絡める。
あなた、、、集中して?
あなた
ん、、、、でも、、、っ、、、なんか落ち着かない、、、緊張する、、、、3人でなんて。
すると右側にいる廉が
あ!俺のシャワールームにいいのんあったんやった!
そう言いながら部屋を出て行き、アイマスクを片手に戻って来た。
へへへ〜、、、これ!ええやろ、、、?あなたは気持ちいいことだけに集中したらいいから。
そう言ってアイマスクを私に付ける。戸惑いを隠せない私は
あなた
え、、、っ!?ちょっと、、、!?見えないよ、、、
とアイマスクを外そうとすると紫耀が
見なくて、、、、いいから。。。俺らを感じて。
と耳元で優しく囁いた。彼の息がかかった部分が熱くなる。


反対側からは、廉が私の首元に濡れた唇を落とす。耳元を優しく甘噛みして
余計なこと考えんと、思いのまま感じて、、、
そう囁くと、廉が私の頬を撫でて唇を塞いだ。
あなた
んっ、、、あぁぁはぁはぁっ
息ができないくらい濃厚で、、、


クチャ、、、グチャ、、、クチュ、、、


彼の熱い舌が私の口内を犯す、、、逃れたいような、逃れたくないような、、、甘い、、乱暴なキス。
それとほぼ同時に今度は紫耀の手が、はだけたバスローブの胸元に侵入し、下から上へといやらしく触る。

キスをしながらもそれに反応してしまう。
あなた
んっ、、、やだぁ、、、、あぁぁ
ふふ、、、あなた、、、やらしい、、、
そう言ってバスローブの紐を解く。肩から少しずつずずれ落ちてゆくタオルの感覚が心地よい。


すで火照っていた私の身体を紫耀が弄る。
あなたの身体、、、熱い、、、、
2つの膨らみの敏感な先端に触れると、その片方にキスを落とし、そのうちの一つを優しく口に含んだ。
あなた
んんんんっ、、、、
身体が勝手に動いてしまう、、、、身をよじらせながらその快感に集中していると、廉は私から離れて
俺らにこんなんされて、興奮してんの?
と耳元で囁いて息をふっと吹きかける。それだけでも身体が反応してしまう。
あなた
そ、、、、んなこと、、、ない、、、もんっ。。
こんなに感じているのが悔しくて、少し反抗すると、廉の細い指が私の唇をかき分けて侵入してきた。
嘘つき、、、
そう囁くと、廉の指の動きが激しくなる。口内をを犯す指は一本から二本、、、、三本になり、耳元では廉の激しい息遣い。


私は必死で廉の指に舌を絡める。少しでも廉に感じてほしかったから。


グチャ、、、グチュ、、、、


室内にいやらしい音が響く。
あなた、、えっろ、、、
あなた
んんっぁぁ、、、いわ、、、ない、、で、、、。
そうしている間にも、紫耀の手は私の身体を弄んでいる。目が見えない分、感覚がいつもより研ぎ澄まされている今日の私の身体には、彼らの行動ひとつひとつがクリティカルで、耐えられない。


感じ過ぎて息が続かない。。声にならない声が出る。。
あなた
ん、、、ぁぁぁ、、
私の口内から指が引き抜かれたかと思うと、今度は反対側に顔を寄せられて、紫耀の唇が私を犯す。


とろけるような感覚に酔いしれる。紫耀の首元に手を回し必死にしがみつく。


クチュ、、、グチュ、、、

ぁぁぁんん、、、はぁ、、あなた、めっちゃヤバい、、、よだれ、、、垂れてる、、、わるい子、、、
あなた
んん、、だって、、、
欲しくてたまらないって、、、顔してる、、、
深くて力強いキスは続く。


一方、引き抜かれた廉の細い指は、適度な潤いを纏ったまま私の身体をつーっと這っていく。太もも辺りで行ったり来たりして、私を煽る。
あなた
んんんんっ、、、イジワル、、しないで、、、
耐えきれない私の身体は腰が引いてしまい、足はくねくね動いてしまっている。
やらしー、、、ちょっと、、、足、、、じっとして、、
そう言った廉は、私の足の間に割って入って来て私の足をM字に固定すると中心の敏感な部分に息を吹きかけた。
あなた
あぁぁ、、、、
切なく声を上げると
わー、、、ここ、すでに溢れてる。息吹きかけただけでこんなに感じるとか、ヤバいから。。
そう言って私の太ももにキスを落とした。

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