第88話

side R-Amazing Nite-
232
2020/11/15 04:32
side R

お風呂に上がり、再びまったりする。

まだ少し酔いが残っているあなたは、行動ひとつひとつがふにゃふにゃしていて、いつもより女の子っぽくて可愛いし色っぽい。


いつもはもっとサバサバしてるし、チャキチャキ何でもこなしてしまうタイプ。そんな男勝りなとこも大好きやけど、ふにゃふにゃしているあなたもめっちゃかわいい。


この年に何回かしかないような機会を逃したくないと思った俺は、あなたに

もっと飲もうよ〜、俺、酔っぱらったあなた可愛いから好き〜
とさらにワインをすすめる。
あなた
んー、、、でもあんまり飲んだら、、、気持ち悪くなっちゃう、、、、
どうしても飲んでほしかった俺は
えー、、、、俺が気持ちくしてあげるから〜
そう言いながらワインを口に含み、彼女の唇を塞いだ。
あなた
んんんっ、、、、
ゴク、、、ン
あなた
れんれん、、、ふふふ
でも、他の奴の前やったら飲んだらあかんで。
あなたがキョトンとして俺の方を見る。
あなた
あかんの?
あなた
なんでなん?
はぁ、、、、。
だってあなた、お酒飲んだらふにゃふにゃして可愛すぎるもん。普通の男ならギャップにやられてやばいと思う。
あなた
そんなことないわ〜、ないない〜
ケラケラと笑いながら手をブンブンしているあなた。真剣に聞いてほしくて、あなたをベッドに押し倒す。


そして彼女の両手を押さえ、無理やりキス。


深いキスにあなたが、息をしようともがいてるけど離してあげない。


はだけたバスローブが色っぽい。。。
あなた
はぁっはぁ、、、、
ようやく俺から解放されたあなたは、肩で息をしながらも口を尖らせて
あなた
はぁっはぁ、、、れんれん、、、急に何なんっ?!
だから!こういうこと!あなた、隙だらけやから。酔ってる時に、あんなんされたら逃げられへんやろ。前から思ってたけど、あなたには妙な魅力があんねん。酔ってる時はなおさらやから。心配すぎるわ。
あなた
そ、、、、っかなぁ?
そうなの!とにかく俺と紫耀の前以外でのお酒禁止やから。
あなた
ぷーーー
あなたはほっぺを膨らまして俺を睨む。


右手で優しくほっぺの風船をつぶした俺は
わかって、、、。俺らあなたのこと本当に大事に思ってるんやから。
そう言うと、ようやくあなたも分かってくれたようで
あなた
うん。。。
と恥ずかしそうに微笑んだ。
でも、俺の前ではいっぱい飲んでいいねんで。ははは
といいつつ再びワインをあなたに口移しする。


従順にそれを受け入れたあなたは


ゴクン、、、とワインを飲み干した後、俺を指差して
あなた
れんれん、、、またやらしいこと考えてる、、、いけない子だ!!
へへ、、、バレた?。セクシーなあなたを独占できるのは俺だけ〜
そう言いながら、彼女の頭を撫でると、急にセクシーモードに入ったあなたが、俺を見つめる。
あなた
だったら、、、もっと、、、もっと、、、飲ませて、、、。廉に、、溺れさせて、、、
はだけたままのバスローブ。


まだ乾き切っていない髪。


火照った身体と濡れた瞳。
あなたの事はもう100%知り尽くしていると自負してたのに、、、、、どうやらそうではなかったらしい。


こんなん、、、普段紫耀にもこんな姿見せてんのかな、、、、?


紫耀はあなたの全てを知ってるんかな?


急に訪れた不安感と独占欲。


あなたの全てを見せてほしい。


今まで誰も見たことがないあなたの表情を探求したい。。。


そう思った俺は


おん、、、、
と呟き、再びワインをを口に入れて彼女に飲ませた。
あなた
んんんっ、、、、、
さっきよりも口移しの量が多かったために、少量のワインがあなたの口から流れ落ちて、バスローブに染みができた。
あなた
れん、、、、多いよ。。。
ん、、、ごめん。でも今のあなた、めっちゃセクシー、、、
そう言いながら、あなたの口元に残るワインをぬぐい取り、染みができたところを指でなぞると、ちょうどそれが彼女膨らみの先端を刺激したようで、彼女が切ない声を出す。
あなた
はぁぁっ、、、ん、、、れんれん、、、そこ、、、あかん、、、
いや、、もうそれ、、、俺には誘ってるようにしか思えへんけど。
彼女のバスローブの中に手をしのばせる。


熱を帯びて少し湿ったあなたの身体はとても妖艶で、やっぱり俺はその甘い沼にハマってしまう。


膨らみの先端を直接刺激してみたら、
あなた
ん、、、っあぁぁ、、、、れん、、、さっきした、、、ばっかり、、、ちょっと、、、休もう??
そんなん、、、関係ない、、、。俺、、、今日はあなたをいっぱい抱きたい。。



それから、俺達は疲れ果てて眠りにつくまで何回も身体を重ねた。

どちらが先に眠りについたのかは覚えていないほど必死でお互いを求め合った。


いつもと違う場所だということもあってか(酔っているからか)あなたはいつもより解放的で、すごくセクシーで可愛かった。


思いつきで実行したホテル滞在だったけど、あなたを完全に独り占めできたという点では本当に良かった。





チェックアウト前にウェイクアップコールで起こされる。


あまり寝ていない俺達は激しい頭痛プラス腰痛で(あなたはお腹がジンジンするらしい)、回復するのに半日を費やすことになった。

こんな痛みでさえ愛おしいと思ってしまうなんて、、、俺は完全にあなたの沼に奥深くハマってしまっている証拠やろう。


家に着いてから、
なぁ、、、、昨日、、めっちゃ良かったな。年に何回かこんなんもありやんな?あなたを独り占めできて最高やったわ!
あなた
もーー、何言ってんの!こんなリスキーなこと、もうできへんわ!
と俺の肩をバシっと叩いたあなただったけど、まんざらでもなさそうな照れ顔を見て俺はニヤけてしまった。


ただ、嫉妬に狂った紫耀が少し怖かったけど。そこはあなたがなんとか収めてくれた。

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