第47話

side R - 修羅場 -
347
2020/08/21 05:16
side R

10:00PM


その日、俺は友達とあるレストランにディナーに来ていた。

みなやんに迎えに来て欲しいというメールを送った後、突然友達の1人が悩みの相談をし始めた。

深刻な相談内容だったため、レストランを出るに出れないでいた。

うわぁ、みなやん待たせてるだろうなと思いながら友達の話を聞いていた。


30分後

ようやく相談事から解放された俺はみなやんに電話をかける。


ププププププ、、、、


みなやんは電話に出ない。


おかしいな。。


もう一回かける。それでもやっぱり出ない。


だんだん心配になってきた俺は急いでレストランを出た。


みなやんの車を見つけて、そちらに近づくと、みなやんの姿が見えない。


嫌な予感がした。俺は車に駆け寄る。


すると男がみなやんに覆いかぶさっている。運転席の横まで行くと、男の顔が見えた。


紫耀だ。
紫耀!!!お前何してんねん!!!!
俺は運転席を開けてすぐに紫耀をみなやんから引き離した。


俺はみなやんを抱き寄せた。震えているみなやんの背中をさすって落ち着かせる。
チッ
お前まぢで、やめとけ!どうした!?なんでこんなことすんの?
、、、、、、
みなやんのことを傷つけたら俺が許さんからな!
何?お前、あなたのこと好きなん?
俺は少し言葉を詰まらせたが、この際ハッキリさせようと正直に打ち明けた。
、、、、、、そうや。それの何が悪いん?紫耀こそこんなことしてみなやんの事どう思ってんねん?俺は正直に言うたんやからお前も正直に言えや
お前の想像通りだよ。俺だってあなたの事すごい大事に思ってる。
じゃあなんで襲うようなことしたん?みなやん嫌がってたやん。
、、、、、、、、
ここでみなやんが割って入った。
あなた
場所、、、、一旦場所変えよう。ここじゃ目立つから。
あなた
3人で落ち着いて話そう。私のことも全部話すから。
紫耀も俺もお酒が入っているので結局みなやんが車を運転して、3人でみなやんの家に向かった。

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