第60話

side S - いちばん長い夜 -
632
2020/10/01 09:35
side S


今日は待ちに待った月曜日だ。あぁ、今日まで長かった。


あなたと最後に身体を重ねたのはずいぶん前で、もう我慢の限界だった。


でも、前みたいに拒まれる心配はなく、不安な気持ちは消滅していたから自然と気分は悪くなかった。


俺にとっては今日は特別な日。あなたと俺達の関係がオフィシャルな関係になってから初めてあなたを抱ける日だから。


それに、シラフであなたを抱くのも初めてで、心なしか気分が踊る。


廉があなたを独占していた3日間、俺の妄想は膨らむばかりで、色々妄想した結果、俺はあろうことか2人には内緒で大人のおもちゃを購入していた。


少しアブノーマルなセックスを2人で楽しみたいと思っていた。あなたにドン引きされなきゃいいけど。。


あなたがお風呂に入った後、洗面台前で髪を乾かしている。
あなた?お風呂終わった?
あなた
うん、今髪乾かしてる〜、何?お酒でも飲む?
ううん、今日はいい、
あなた
そうなん?
それより、、、来て、、
あなたは全てを察したようで静かに
あなた
ん、
と言って俺の後をついて来た。部屋に入ってドアを閉め、ロックする。俺とあなただけの世界。


あなたを壁際に追いやりソフトな壁ドンをして見つめ合う。
俺、どんだけ待ったか、、
あなた
うん、、、そうだね。。
昨日まで廉が独占してるし、、
あなた
廉の話はしないで、、この部屋にいる時は、紫耀のことだけ考えたいの。
お、おう、、
あなたの大人発言。そうか、俺の事だけ考えれるかどうかは俺次第ってことか。


なんだかんだ言ってやっぱり魔性キャラじゃん。


控えめで大胆で。

正直で嘘つきで。

上品で下品で。


俺はそんな彼女に振り回されっぱなしだ。
あなた
私、今日は素直になる。
そうなん?
あなた
うん。私今までずっと自分の感情に蓋してたから。
うん、それは俺も同じ。
じゃあ答えて。俺に抱かれたかった?
あなた
うん。すごく。
あなた
私の名前を呼ぶ少し掠れた声が好き。筋肉質の身体も、揺れる瞳も、、濡れた唇も、、セクシーで艶かしくて、、、大人の私をも魅了するくらい、、、、大好き。
ふふ、、、あなただって一瞬で俺の心を支配したからね。セクシーで艶かしいのはあなたの方。全部大好き。
お互いを褒めちぎる俺達は優しく笑い合う。
あなた
素直になるって恥ずかしいね
それなw
少しの沈黙の後、あなたが両手を俺の腰に手を回し
あなた
来て、、、、
俺はまるで彼女の目に吸い込まれるようだ。距離を縮めて唇を重ねる。


チュッ、、、クチュッ
あなた
んっ、、、はぁぁ、、、んんっ
一度唇を離したら、あなたは名残惜しそうに俺の唇を見つめている。

彼女を支配しているという心理的快感を味わう。

少ししてから彼女の下唇をいやらしく舌でなぞっていく。
あなた
はぁぁぁ、んんんんっ、、、ダメ、、、
下唇をなぞり終えると上唇に移り、甘噛みをする。
あなた
ひゃっ、紫耀、、、何か、、、エッチ、、、
俺は何も答えずそのまま唇を愛撫し続ける。

あなた、舌、出して、、
あなたは躊躇しながらも舌を出す。そして今度はあなたの舌を愛撫する。


舌で舌をなぞったり、甘噛みしたり、吸ったりしているうちにあなたの口からはいやらしいよだれが溢れてきていた。
あなた、顔、、だらしなくて、めちゃエロい、、、
あなた
はぁぁはぁっ、、、やだ、、、もう、、、立ってらんないっ
ようやく解放されたあなたは、壁を伝って床に座り込む。


俺はあなたを抱き抱え、ベッドに連れて行った。


よだれまみれになった口元をキレイに舐める。
あなたの、よだれ、、、、美味しい。
あなた
んんんんっ、、、汚い、、、よ、、、
そんなことないっ、、、、超甘い。。
あなたのシルクのパジャマを剥ぎ取り、下着だけの姿にする。今までには見たことがない繊細でエロティックな下着を纏った彼女の姿に魅了される。
なんか、、、今日、、、下着、、、いつもと違うね、、、めっちゃ、、そそられる、、
あなた
ふふふ、、、服だけじゃなくて下着もいっぱい持ってるの、私、、、
繊細すぎる薄いレースは、今にも破れそうで、儚い。上から膨らみを触ると、まるでそこにレースが存在しないかのようなダイレクトな質感を感じる。


そして、、膨らみの先端すらレース越しにしっかりと露わになっていて、ブラを取る必要もないくらいだ。
あなた
あぁぁ、んんんっ、、、紫耀、、、
あなたが甘い声を出す。

俺はブラはあえて取らず、レース越しに光る先端にしゃぶりつく。
あなた
あぁぁぁぁっく、、、、ダメっ、、はぁはぁっ、、、
ダメって何が?、、、、もっとしてほしいくせに。
あなたに足を広げさせ、秘部を見下す。案の定、愛液がレースから溢れ出していた。
こんなになってて、ダメってことはないよね。
しばらくまじまじと見つめていると、そこからはどんどん愛液が溢れて、止まることはなかった。
これ、一回栓しないと、どんどん溢れてくる
あなた
あぁん、恥ずかしい、、、、んん
あなたは栓が何のことか分かっていないっぽかったので、俺は素早くベッドの下からバイブを取り出した。


それをあなたの秘部に当てがう。俺の指とは違う感触にびっくりしたあなたは顔を上げて
あなた
やだっ、、、何!?
ふふ、何って何?
あなた
そんなの、、、いつの間に買ってたの!?!?
内緒。。
あなたの秘部にある敏感な先端もレース越しとは言え丸見えで、とてもいやらしい。


そこを執拗にバイブで摩擦する。
あなた
あぁぁっつ、、、、ほんと、、だめぇ、、、
やっぱり愛液は止まらない。秘部の瑞々しさにレースもくたくたになってしまっている。


俺は、そのレースをずらし、彼女の秘口にバイブを勢いよく沈める。
あなた
ひゃぁぁんっ、、、、ちょっ、、、はぁはぁ、、あぁぁっ。
だって、栓しないと、いっぱい溢れちゃう、、、、
あなた
あぁぁぁっ
容赦なく続ける出し挿しにバイブレーションも追加され、あなたは乱れ狂っている。
あなた
あぁぁ、、、紫耀、、、もう、、、はぁはぁ、、、いっちゃうよ、、、、
いって、、俺の前で、、、
あなた
あぁぁぁっぁ〜
あなたの秘部からバイブを引き抜くと同時に、大量の液体が噴き出した。
あなた
はぁはぁはぁっ、、、紫耀、、ごめん、、、汚しちゃった、、
と、少し痙攣しながら恥ずかしそうに言う。
ふふ、汚してほしかったから、、いいっ
そう言うと、彼女は起き上がり、俺を優しく抱きしめて、耳元で
あなた
はぁはぁ、、、さっきの、凄かった、、、、でも、、紫耀の方が、、、いいな、、、、
といたずらに言う。
俺の、、、愛してくれる?
あなた
うん、、、、、
と彼女は俺の下半身にそっと手を置いた。

プリ小説オーディオドラマ