side S
今日は待ちに待った月曜日だ。あぁ、今日まで長かった。
あなたと最後に身体を重ねたのはずいぶん前で、もう我慢の限界だった。
でも、前みたいに拒まれる心配はなく、不安な気持ちは消滅していたから自然と気分は悪くなかった。
俺にとっては今日は特別な日。あなたと俺達の関係がオフィシャルな関係になってから初めてあなたを抱ける日だから。
それに、シラフであなたを抱くのも初めてで、心なしか気分が踊る。
廉があなたを独占していた3日間、俺の妄想は膨らむばかりで、色々妄想した結果、俺はあろうことか2人には内緒で大人のおもちゃを購入していた。
少しアブノーマルなセックスを2人で楽しみたいと思っていた。あなたにドン引きされなきゃいいけど。。
あなたがお風呂に入った後、洗面台前で髪を乾かしている。
あなたは全てを察したようで静かに
と言って俺の後をついて来た。部屋に入ってドアを閉め、ロックする。俺とあなただけの世界。
あなたを壁際に追いやりソフトな壁ドンをして見つめ合う。
あなたの大人発言。そうか、俺の事だけ考えれるかどうかは俺次第ってことか。
なんだかんだ言ってやっぱり魔性キャラじゃん。
控えめで大胆で。
正直で嘘つきで。
上品で下品で。
俺はそんな彼女に振り回されっぱなしだ。
お互いを褒めちぎる俺達は優しく笑い合う。
少しの沈黙の後、あなたが両手を俺の腰に手を回し
俺はまるで彼女の目に吸い込まれるようだ。距離を縮めて唇を重ねる。
チュッ、、、クチュッ
一度唇を離したら、あなたは名残惜しそうに俺の唇を見つめている。
彼女を支配しているという心理的快感を味わう。
少ししてから彼女の下唇をいやらしく舌でなぞっていく。
下唇をなぞり終えると上唇に移り、甘噛みをする。
俺は何も答えずそのまま唇を愛撫し続ける。
あなたは躊躇しながらも舌を出す。そして今度はあなたの舌を愛撫する。
舌で舌をなぞったり、甘噛みしたり、吸ったりしているうちにあなたの口からはいやらしいよだれが溢れてきていた。
ようやく解放されたあなたは、壁を伝って床に座り込む。
俺はあなたを抱き抱え、ベッドに連れて行った。
よだれまみれになった口元をキレイに舐める。
あなたのシルクのパジャマを剥ぎ取り、下着だけの姿にする。今までには見たことがない繊細でエロティックな下着を纏った彼女の姿に魅了される。
繊細すぎる薄いレースは、今にも破れそうで、儚い。上から膨らみを触ると、まるでそこにレースが存在しないかのようなダイレクトな質感を感じる。
そして、、膨らみの先端すらレース越しにしっかりと露わになっていて、ブラを取る必要もないくらいだ。
あなたが甘い声を出す。
俺はブラはあえて取らず、レース越しに光る先端にしゃぶりつく。
あなたに足を広げさせ、秘部を見下す。案の定、愛液がレースから溢れ出していた。
しばらくまじまじと見つめていると、そこからはどんどん愛液が溢れて、止まることはなかった。
あなたは栓が何のことか分かっていないっぽかったので、俺は素早くベッドの下からバイブを取り出した。
それをあなたの秘部に当てがう。俺の指とは違う感触にびっくりしたあなたは顔を上げて
あなたの秘部にある敏感な先端もレース越しとは言え丸見えで、とてもいやらしい。
そこを執拗にバイブで摩擦する。
やっぱり愛液は止まらない。秘部の瑞々しさにレースもくたくたになってしまっている。
俺は、そのレースをずらし、彼女の秘口にバイブを勢いよく沈める。
容赦なく続ける出し挿しにバイブレーションも追加され、あなたは乱れ狂っている。
あなたの秘部からバイブを引き抜くと同時に、大量の液体が噴き出した。
と、少し痙攣しながら恥ずかしそうに言う。
そう言うと、彼女は起き上がり、俺を優しく抱きしめて、耳元で
といたずらに言う。
と彼女は俺の下半身にそっと手を置いた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。