しげside
たたかれてもうたわ~。笑
ま、優しさになれてないからしょうがないやろうけど、
俺らは実はあなたのお母さんから話をきいていた。
あなたが中学生のときいじめをうけてひきこもりになったこと。
そして、親が手放すことを決めたこと。
そのことの、理由はまだあなたにはいわんで、ええよな。
俺があなたをおいてしたにおりると話をしているようだった
あなたが俺にだけ心開いてくれとるんは嬉しいわ~♪
あなたside
片付けを終えてしたにおりると夕飯の準備ができていた。
どこ座ろうかな、
ん、?
すごく熱い視線を感じる。
見るとのんちゃんが笑顔で自分の横の席をとんとんしている。
ここにこい、といってるんやな。
まぁいくとこないしええか
私はのんちゃんの隣に座った
なかいい、?
なわけないでしょ
するとのんちゃんが私のかたにてをまわしてそっと引き寄せてきた
あれ、
ご飯ってこんなに美味しいんだっけ。
あかんあかん。こんなこと考えたらだめやわ。
な、んでよ、
優しくしないでよ、
なか、ま ?
昔の記憶がよみがえる。
『あんたなんか仲間じゃないわよ』
『仲間だと思ってたのはあなただけやろ?笑』
『思い込み激しくてうけるわ-!』
ガタッ___
私はそういって部屋に走っていった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。