あなたside
『失礼しまーす』
「はーい」
雰囲気のある机を挟み、そっくりな2人の前に座る
『ハインリッヒさんのお二人に占いしてもらえるとは…光栄っす。』
大好きな占いを大好きなお2人にしてもらえるとは…
幸「光栄…笑そんなん言われたらわたくしたちも嬉しくなるなー」
彩「ほな一旦空気浄化するな、」
とクリスタルチューナーをカチィーンッと鳴らす彩さん
『うわー、見てたヤツやー、』
と拍手する
あははと笑うハインリッヒさん、尊い。
彩「さっそくやねんけど、悩みを聞いてええかな?」
『あのーですね、私、恋をすることがまあ多々あるんですけど、なかなか喋れなくて相手が動くのを待つだけで終わっちゃうことがほとんどなんですよ…治し方教えていただきたいんです…』
彩「あらあら奥手なんやな」
幸「ほな、聞いてみるな」
幸「あー、」
彩「あー、」
ハインリッヒ「自分に自信持った方がええな。うん。」
『…笑』
幸「今の私は○○やから…って喋ることを避けてるよな。」
『えっ、大正解っす…笑』
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@coin_jumping
ハインリッヒさんに占いしてもらいました。自分に自信をつけようとは思いましたが、男にはグイグイ来て欲しいですね。
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@mtrzlily
了解。
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@coin_jumping
リリーさんはこなくて大丈夫です。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。