放課後、私とカナヲは2人で教室に残っている。
家方面に行くとむいくんに会うかもしれないと思っているのをわかってか、カナヲも残ってくれている。
そう答えたものの、このまま終わりたくはないし、どうしたら良いのかがわからなかった。
正直今会って話すのはちょっとな…
本当のこと話せばむいくんわかってくれるかな…。
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とうとう着いてしまった。
ピンポーン
あっ、カナヲ押しちゃった…。
もう後戻りは出来ない。意を決した。
カナヲ…
もうダメかもしれない…そんな風にさえ思っていると…
なんで????
マジ…??
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。