第8話

-夢のような現実-
468
2022/08/15 15:30
今日もまた朝がやってきた。
学校は嫌いじゃないし友達もたくさんいるけど、やっぱり乗り気にはなれないし何より私は朝が弱い、
 

「うちの高校が抽選に当たったらしいよ〜!!」
「何かすごい来校者が今日来るんでしょ!?」
 

いつもは静かな朝の学校が信じられないくらいに今日は騒がしかった。
何だかよくわからないが今日は誰かがうちの高校に来るらしい
 

「あなた〜!昨日のミセス LOCKS聞いた〜??」
 
 
ミセスLOCKSの翌日は毎回ゆりと放送の話をするのが日課
 
 
「もちろん聞いたよ〜!!もっくんがこの間の話すると思わなくてビックリしたよねw」
「わかる!!私スマホ落としたもんw」
 
 
そんな話をしていたら先生が緊急朝礼が始まるから体育館に集合と廊下で学年に声をかけているのが聞こえた。
私とゆりは体育館に向かい列に並び何事なのかと2人で話を始める
 
 
「説教とかにしては先生ピリついてないし…みんなが朝騒いでた誰か来るみたいな話かな」
「どうするこれでミセス来たら」
「それ夢だよね〜…ありえないけどさw」
「ワンチャンあるかもよ?w」
「ないでしょw」
 

少ししてみんな集まり、全員集まったことを確認した先生が話を始めた
 
 
「いきなり朝礼だと言われて混乱している生徒も多いと思いますが、今日は緊急で素晴らしい来校者の方が来てくださっています!」
騒つく生徒を横目に先生はその来校者に合図を出した。

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