岸くんside
最初は何も思わなかった。ただ時間が過ぎてくだけだった。
だけどなんか自分の中で罪悪感がわいてきて
あなたにほんとにいじめたのって聞きたかった。
だけどなかなか会える時間がなくて話せなかった
きっと倒れたのも俺らのせい。頭ぶつけたから。
俺が1番あなたのこと知ってるのに。
近くで見てきたのに。何してんだ。"俺"
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✨「あなたしばらく保健室で休んでてね。」
🐰「うん。ありがとー!」
✨「また授業終わったら迎えに来るから」
🐰「はーい」
🐰「なんで倒れたりなんかしたんだろ。ほんとばかじゃん。頭ぶったからかな?笑」
?「失礼します。荒木さんいますか?」
👩⚕️「奥にいますよ。寝てるかもしれないから静かにね」
?「はい。」
🐰「誰?」
💜「あなた。」
🐰「なんでいるの?」
💜「話がしたくて。」
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💗「多分岸くんあなたのとこ行ったよね?紫耀」
❤️「たぶんな。」
🐰「話って何?」
💜「いじめのことなんだけど。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。