第4話

なかよしこよし
114
2019/07/29 03:07
ガララ
宇佐美にこ
宇佐美にこ
なに、これ…。
私の予想は的中していた。
金崎萌
金崎萌
キャハハッ
くさっ
モブ
モブ
くさすぎぃ!
なんと、モブらがゴミ箱をあのこになげていたのだ。
向井華
向井華
ッ…。
先生
先生
おーい!入学式始まるから、廊下に並べ!
…片付けとけよ。向井。
向井華
向井華
はい…。
宇佐美にこ
宇佐美にこ
ねぇ、どうしたの?これ
ころん
ころん
あぁ、なんか僕が来てからこれだよ。
こんなのみて誰も助けようとしない。ここは私が助けないと!
入学式の時はそれで頭がいっぱいだった。
宇佐美にこ
宇佐美にこ
さてと、もう、終わったし帰ろうかな。
ころん
ころん
にこー!一緒に帰ろー!
宇佐美にこ
宇佐美にこ
あ、うん!
宇佐美にこ
宇佐美にこ
あれ。
私の隣には向井さんが上靴を一生懸命にふいていた。
向井華
向井華
宇佐美にこ
宇佐美にこ
…ねぇ、かして。
向井華
向井華
ビクッ
向井華
向井華
あ、どうぞ…。
私はバックからじゅこうえきを取り出した。(実際きえるかはしらん。



ゴシゴシッ
宇佐美にこ
宇佐美にこ
はい!きれいになったよ!私、宇佐美にこ!これからなんかあったら、頼って!
向井華
向井華
でも、私をかばったら、あなたが…。
宇佐美にこ
宇佐美にこ
いーの!いーの!ほら、あなたの名前は?
向井華
向井華
向井華です…。
宇佐美にこ
宇佐美にこ
よーし!私達はこれから友達だよ!遠慮しないでね!
向井華
向井華
友達…!うん!
宇佐美にこ
宇佐美にこ
一緒に帰ろー!
宇佐美にこ
宇佐美にこ
ころーん!華ちゃんも一緒に帰っていい?
ころん
ころん
いーよ!
私はチラッと見えた。気のせいだったかもしれないが、華ちゃんが笑ったのとを。

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