第26話

*第二十五話*問い詰め
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2020/06/14 04:34
さとみくん
さとみくん
はぁ、
ーさとみくん視点ー
俺は高校の中庭で小さなため息をついた











“あのこと”があって以来、あなたと喋っていない。
本当にあなたはおかしくなってしまった。
朝は挨拶しかしない。
学校内ではほとんど一人でいる。





なーくんも、莉犬も、ジェルも、るぅとも、ころんも、いつきも、奈都も。




皆あなたがおかしくなったことを知っている
さとみくん
さとみくん
あれ?あの後ろ姿……!
思いっきり走った
さとみくん
さとみくん
あなたっ……!
クルッ
あなた

あれー!さとみくんじゃん!
どうしたの?廊下思いっきり走ってw








違う。











いつものあなたに戻っている。
さとみくん
さとみくん
ハァハァ   ゼェゼェ
あなた

ちょっと!ほんとに大丈夫??

あなたが俺に手を差し出す。
さとみくん
さとみくん
あ、ありがとぅ
あなた

あと、10分で次の授業始まるよ?

あなた

教室までいっきまーす!

さとみくん
さとみくん
は、はーい




あなたは教室まで運んでくれた





俺は今しかないと思った



あなたに問い詰めよう
さとみくん
さとみくん
あなた、、
あなた

どうしたの?

さとみくん
さとみくん
あの、あの、
さとみくん
さとみくん
あなたの家泊まったときに
あなた

うん。

さとみくん
さとみくん
俺、あなたの部屋入ったじゃん。
あなた

うん。そうだね

さとみくん
さとみくん
パソコンの画面に映ってた、大学のホームページ……
あなた

……

さとみくん
さとみくん
あれは、本当に誤タップだったの?
あなた

……

さとみくん
さとみくん
あなたの夢は何?
あなた

……さぁ、なんでしょう……?

あなた

じゃあ私教室行くから

さとみくん
さとみくん
、、、
あなた

さとみくんも早く教室入りなよ、?

さとみくん
さとみくん
ありがと(ボソッ
俺は下を向く。
あなたがどう考えているのかわからない
あなた

どういたしましてっ!(^-^)

あなたはうつむいた俺を覗きこむように見てきた。
あなた

じゃあねー!

さとみくん
さとみくん
また後でッ…!









































分からないままだ。あなたの意思は。



















































~続く~
すとぷり
すとぷり
おつぷりー!

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