ルカ達が到着してから数時間が経ち、夕食の時間になった。
すや:
〔ええー…では、各自部屋で食べて下さい!〕
〔料理は自動人形に運ばせます!〕
あなた:
〔やっとご飯!楽しみだなぁ〜っ〕
ジャンヌ:
〔ええ、本当に!楽しみすぎてお腹が鳴ってしまいそう!〕
ドミニク:
〔二人は食べ物が大好きだねぇ〜〕
〔そういう女性、とても素敵だね〕
あなた&ジャンヌ:
〔ズッキューン←(本日2回目)〕
料理が運ばれてきてテーブルの上に並べられる
料理は、芸術的なデザインでありながら、使用している食材もとても鮮度の高そうなものばかりだ。
あなた:
〔おいしそう!!!早く食べましょう!〕
ドミニク:
〔日本の料理は食べたことがあるけれど…このような盛り付けの仕方のものは食したことがないね。〕
ジャンヌ:
〔お肉、美味しい……✨✨〕
あなた:
〔はい!山菜も味付けと相性抜群で全然食べやすいです!〕
ドミニク:
〔うんうん!二人共食べている姿がとても愛らしいよ!〕
夕食を食べ終えた後、3人で温泉に入ることになったのだけど、二人は一度ルカのもとに行くらしい。
私だけ先に入っていいよと言われたのでお言葉に甘えて少しの間一人で夜の温泉を楽しむことにした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あなた:
〔やっぱり、夜も綺麗だなぁ〜〕
昼間とは違って、暗い中に、いい感じにライトアップされた紅葉がすごく綺麗だ。
他にも、昼間はあまり目立たなかった、山から見える日本の街が、今は明かりがついていて、満天の星空のように光輝いている。
あなた:
〔わぁぁぁ…明日はあの街に行ってみたいなぁ…〕
すると、後ろから足音が聞こえてきた。
あなた:
〔あ、やっと来ましたかー?とてもいい眺めですよお二人も見て下さいっ!〕
そう言いながら後ろを振り向くと、私の想像とは違う人物が立っていた。
あなた:
〔え………アストルフォ…っ!!!?〕
私の目には、呆然と目を見開いて固まっているアストルフォが映っている。
あなた:
〔え……ここ、女湯…〕
アストルフォ:
〔………………〕
〔………、、〕
〔いや、あの………えっと…〕
〔あ、あの…、、、この時間帯は…ここが男湯なんですよ……〕
あなた:
〔え…………????〕
アストルフォ:
〔すやから聞いていないんですか…?〕
〔ここの温泉、時間帯によって女湯と男湯が変わるそうなんですが…〕
あなた:
〔聞いてない…そんなこと何一つ言われなかった〕
アストルフォ:
〔午前9時から午後の4時まではここが女湯で午後の5時から午前0時まではここが男湯らしいです〕
あなた:
〈えっ!?ででで、でも…女湯ってのれんかかってたよ!?〉
アストルフォ:
〔従業員が変え忘れていたんだと思います…〕
あなた:
〔あ……そうなんだ…〕
〔ていうか、なんでアストルフォはそんなに冷静なの?〕
アストルフォ:
〔驚きすぎて逆に冷静になりました〕
〔まあ、あなたのこと脱がしたことありますし、そこまで初々しい反応も出来ないかと…〕
あなた:
〔その言い方はなんか語弊がありそうだなぁ!〕
〔最後までは脱いだことないから!〕
アストルフォ:
〔今だってタオル巻いてますし、お互いに〕
〔だから、案外慌てるものじゃありませんね〕
あなた:
〔そ、それもそうだね…………〕
〔じゃあ、私今すぐ女湯に向かうよ〕
〔バイバイ〕
アストルフォ:
〔────!〕
〔待って下さい!誰か来ます…!〕
あなた:
〔え……っ?〕
皆さん!すやです!
昨日、結局更新出来なくてごめんなさい!
こんな私ですがこれからもどうぞよろしくお願いします!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!