第326話

すや吉とぶらり街! 頼もしい未来の旦那様
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2022/11/03 12:00



私達はまず、お城のお堀の周りを歩いていた


お堀との間は湖のようになっている。










あなた:
〔これぞ…“みやび”というものだね〕






アストルフォ:
〔意味、理解してるんですか?〕



あなた:
〔してるし!〕





アストルフォ:
〔あはは…っ〕

〔あ…!〕










アストルフォはお堀の方を見つめ、指をさす







アストルフォ:
〔見てください!白鳥が泳いでいます!〕








あなた:
〔…!〕

〔ほんとだ!〕

〔可愛い!!〕




〔もっと近くで見たい!〕









湖のギリギリまで近寄ると、偶然にも白鳥がこちらに寄ってきていた









あなた:
〔こんなに近くで白鳥を見たの初めて!〕


〔可愛いっ…!!〕










思わず前のめりにして見ると、足がずるっと滑った







アストルフォ:
〔……っ!あなた!!〕








──グイッ──










落ちる寸前、アストルフォが私の腕を引っ張って、私は落ちることなくアストルフォの体へと収まった









あなた:
〔あ、ありがと………〕





アストルフォ:
〔ほんっっと…!ばか!〕






あなた:
〔うぐ…〕



アストルフォ:
〔危ないから今度からは気をつけて…!〕







あなた:
〔ひゃい………〕







アストルフォ:
〔………でも、どうせ君は、いっつも危険を冒すでしょうから…〕

〔その時は、ボクが守ってあげなきゃですね〕








あなた:
〔………うん〕



〔私の未来の旦那様は頼もしいねっ〕










アストルフォに笑いかけて見つめてみると、彼は少しの間停止していた。











アストルフォ:
〔…………………〕



〔……………〕


〔…………ッ////〕



〔きゅ…急に……何言い出すんですか…!君らしくもない…!!!//〕


〔今まで…ボクのこと婚約者として見てくれたことなんて全然ないくせに……///〕










照れ隠しでツンツンした物言いをしているんだろうけど、こういうところまで可愛くて愛しいと思ってしまう。


もー……ほんと…、、









あなた:
〔好き…♡〕





アストルフォ:
〔〜っ…!!?///〕



〔……バカ…////〕










アストルフォは赤面して目をそらす。


その仕草だけで世の女性は…男性でさえもときめくと思う










あなた:
〔アストルフォ…その仕草と表情だけは絶対に他の人に見せないでね?〕

〔きっと押し倒されちゃう。〕








アストルフォ:
〔は……?〕










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