第2話

お手伝い
1,525
2019/08/02 13:55
4月13日 天気:晴れのち曇り


夏目とはあれから会っていない。
あの後も、約束したっきり全然。
少し、寂しいです。
でも、今日は澪に会えるのです。
仕事の手伝いだけだど、一生懸命頑張りました。
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棗悠希
棗悠希
おーい、澪!
戸張澪
戸張澪
久しぶり、悠希
放課後、いつもの神社に澪、オウガ、ビャクエンーーーーーーそれに澪の式であるイヌマル、アマネもいる。
天音
天音
お久しぶりやね、ユウキ
犬丸
犬丸
久しぶりでござる、ユウキ殿
棗悠希
棗悠希
やぁ、会いたかったよ。
イヌマル!アマネ!
桜雅
桜雅
くっ、ユウキのあんな笑顔を
独り占めとは………解せぬのじゃ!
白炎
白炎
落ち着け、オウガよ
戸張澪
戸張澪
まあまあ、みんな揃ったみたいだね
棗悠希
棗悠希
はーい!
今日の仕事は、妖怪退治。
妖力が強いらしく、懸賞金も掛かっているらしい。
そこで、私と私のトモダチの出番!
戸張澪
戸張澪
もう一人の祓い屋も
この案件を受けてるから、
できるだけ急ごう
桜雅
桜雅
おい、小娘。待て
天音
天音
我が主にその口とはなぁ、
いい度胸やで鬼風情が
戸張澪
戸張澪
辞めなさい、アマネ
天音
天音
はーい
戸張澪
戸張澪
で、なにかな?
桜雅
桜雅
ユウキよ
棗悠希
棗悠希
うん。あのね、澪。
その祓い屋って誰かわかる?
戸張澪
戸張澪
えっと、確か…………名取だったかな?
白炎
白炎
あやつか……
棗悠希
棗悠希
なにか知ってるの、ビャクエン?
白炎
白炎
祓い屋の間では有名なやつですよ。
名家の跡取りで、有力ですよ?
犬丸
犬丸
拙者も会ったことはあるますぞ。
インキ臭い顔をしていたでござる
棗悠希
棗悠希
へぇ、そうなんだ……
戸張澪
戸張澪
どうかしたの、ユウキ?
悠希の、様子がおかしい。
下をうつむき、暗い感じ。
棗悠希
棗悠希
ううん、なんでもないよ
桜雅
桜雅
ユウキ……
白炎
白炎
…………
戸張澪
戸張澪
じゃあ、早速始めましょう
棗悠希
棗悠希
私は何をすればいい?
戸張澪
戸張澪
とりあえず、情報収集をするわ。
私がこっち、ユウキはあっちね
棗悠希
棗悠希
分かりましたよ、たいちょー!
戸張澪
戸張澪
もぉっ、ふざけないの。
棗悠希
棗悠希
はーい!
作った笑み。
それは誰にも見破られることはない。
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そこで、私は情報収集をして、あの人にあったんです!
そう、夏目だ。
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棗悠希
棗悠希
夏、目?
猫と喋っている、夏目を見つけた。
桜雅
桜雅
この前のクソガキじゃな
白炎
白炎
あの猫…………斑様ではないか?
夏目貴志
夏目貴志
棗、か?
こちらに気づいた様子。
ニャンコ先生
ニャンコ先生
夏目、誰だそいつは?
棗悠希
棗悠希
猫!
ハグする。
ニャンコ先生
ニャンコ先生
ぬわっ!おいっ、何をするのだ小娘!
棗悠希
棗悠希
かわいいー!ぷくぷくしてる!
撫で回すユウキ。
ニャンコ先生は逃げようと必死だ。
夏目貴志
夏目貴志
えっと、何してんだ棗?

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