前の話
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「いった、」
今日も、昨日も、ずっとずっと暴力ばっか。
親「はぁ、はぁ、お前なんか!!お前なんかいなければ!!」
もう聞きあきたよ、
「ままは死ななかった、でしょ、知ってるよ。分かってるよ。分かってる、」
親「何が分かってるだよ。分かってることを証明しろよ!!」
証明って、
「どうやって証明すればいいの、?方法なんてないじゃん、、」
親「簡単なことだろ。死ぬんだよ。」
「え、、」
死ぬって、、、。
親「お前はなぁ。みゆきを殺した。あと俺の父親の顔に似ててイラつくんだよ。」
「そ、そんなの、知らないよ、、。」
親「くそが。今年中には死ねよ。」
「わ、私は、ままのために、生きるって決めたんです、、。だから、あなたになんと言われようと生き続けます。」
親「いつまでそう言ってられるかね。」
絶対に生きてやる、、。
数ヶ月後
「……。」
親「たかが口だけの女だな。お前なんかもう要らねぇよ。出てけ。」
「…………。」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。