第2話

エリート
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2022/12/06 10:26
お母さん
いい?言うことは聞きなさい?
あなた
わかった
お父さん
でも、大人もだいたい間違えてるんだぞ
あなた
………
小さい頃から教わってきた方法論
あなた
言う事聞くとか…強制の方法じゃん…

ほんとに正しいのかな…
あなた
(でもまぁ…ちゃんと“優等生”になれてるし、感謝はしないとな…。ありがとう)
きゅー
どうしよう!また忘れ物しちゃった!やばいやばい!先生に次はないっていわれてるんだよね…
あなた
じゃあ、私貸すよ!
きゅー
本当?!ありがとう!!
あなた
(ま〜た忘れ物したんだ…ふふっ馬鹿だなぁ…)
口には出さないように…卿の中心の中で笑わないとね…
あなた
だって……私は

















 “優等生”だもんね
きゅー
貸してくれてありがとう!今度お礼するね!
あなた
ううん、気にしないで


あなた
(良識ぐらい叩き込めばいいのに…)
あなた
(でもまあ、お礼をするのは常識だし…いちよう常識は守って暮らしてるのかな…)








疲れるなあ…優等生は…




あれ?そういや…












最後に涙流したのいつだっけ?
高校入学式
お母さん
とっても似合ってるわ
あなた
ありがとう
立派な制服晒して
あなた
〜〜で、どうかな?
○○さんもやるみたいだよ
虎の威を借りて
そーザウルス
これ面白そうッスよね
あなた
ッ…これすごいよね!私も前見たんだよ!
虚栄心だけで
きゅー
あなたの下の名前ちゃ〜ん!聞いてよ〜!また、髪染めてるとか言われた〜!地毛なのに!!
あなた
あらら…
(でも、先生もずっといってるよね…)
髪を染めるのはいけません
先生
あなたの名字すごいな!また満点だ!
あなた
ありがとうございます
きゅー
あなたの下の名前ちゃんすごいね!!
あなた
そうかな…?ありがとう!
褒められてなんかいい感じ




夢もないけど
お母さん
あなたの下の名前
お父さん
あなたの下の名前
きゅー
あなたの下の名前ちゃん!
先生
あなたの名字
愛情に飼いならされて
あなた
…(何をいえばいいのかな…?)
あの昔捨てた“光”本当の喜び






忘れちゃえばいいのに…
あなた
毎日毎日、優等生優等生優等生!!
演じるのも疲れたわ
あなた
いっそ狂いたいな…
きゅー
え…あなたの下の名前ちゃん?
あなた
きゅーはわからないでしょうね…!
私がどれだけ苦労してるのか!!
どんな思いで“優等生”をしているのか!!
あなた
だって!私が世界で1番!
真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目真面目!!!
きゅー
あなたの下の名前ちゃん!!
あなた













ハハッ…
あなた
私は優等生…優等生優等生…
あなた
常識守って、良識も叩き込んでいないと…
きゅー
あなたの下の名前ちゃん!完璧な人なんていないよ!!だから!
あなた
……きゅーも私に従えばマシなのにね……
きゅー
ッ………
あなた
ねぇきゅー?
きゅー
なに…?
あなた
【生】ってなんだろうね…
きゅー
そうだね…僕は…
あなた
あぁ……だるいから考えるのやっぱやめよう…
あなた
はぁ…
“優等生”と言う殻から抜け出せて嬉しいはずなのに………



















あぁ……やっぱり
あなた
涙すら忘れちゃったんだ…










~end~
作者(主)
作者(主)
初めての曲パロはエリートです!
この曲私大好きなんです!上手くできたのかな…?
作者(主)
作者(主)
感想是非お願いします!
ではばいちゃ!

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