第4話

作り笑い。
1,475
2019/08/14 09:15
そらるside
そらるさん。
そらるさん。
あなた?
あなた。
あなた。
ひゃいっ!?
あなた。
あなた。
あ……な、何?
そらるさん。
そらるさん。
いや、今日の夜ご飯あなたが作る番だから…
あなた。
あなた。
あ!そ、そっか!
今、作るね!!
そらるさん。
そらるさん。
………うん。
家に帰ってきてからあなたがおかしい。
ちなみに俺達は、二人とも親が死んでいるので
同棲をしている。
………

台所に立つあなたに向かって聞いてみる。
そらるさん。
そらるさん。
学校でなんかあった?
あなた。
あなた。
!!
な、何もないよ??
そらるさん。
そらるさん。
………。
嘘だ。
あなたは、嘘を吐くときに頬をかく。
俺しか知らないあなたの癖だ。
そらるさん。
そらるさん。
………何かあったなら、話聞くけど。
あなた。
あなた。
……だ、大丈夫!
そらるさん。
そらるさん。
そっか。
無理に話させるのもなんか違うし
あなたが話したくなったら話して。
あなた。
あなた。
~っ
優しいなぁ………
私は、そらるさんのそういうところが…
そらるさん。
そらるさん。
あなた。
あなた。
なんでもない!
そらるさん。
そらるさん。
………ふーん?
まぁ、いいや。
そらるさん。
そらるさん。
はい。ギュー。
後ろからあなたを抱き締める。
バックハグというやつだ。
あなた。
あなた。
そ、そらるさん!?
そらるさん。
そらるさん。
充電。
あなた。
あなた。
………!!
んふふ…
そらるさん。
そらるさん。
何笑ってんだよ。
そう言ってあなたの頭を軽く叩いてみる。
あなた。
あなた。
痛っ!
……私って幸せ者だなぁ…って思って!
そう言って幸せそうに頬笑むあなたの笑顔はどこか無理矢理笑っているようで。
俺はただあなたを強く抱き締めることしかできなかった。
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作者。
作者。
はい。毎度恒例アンケートの時間です。
作者。
作者。
僕は、この先の物語を考えていません。
作者。
作者。
なぜかというと、この物語はあなたとそらるさんとまふ君、三人の物語な訳で…この三人次第で物語は変わっていきます。
作者。
作者。
そこで、この物語の主人公のあなたに質問です。
作者。
作者。
あなたは、そらるさんにまふ君との約束の事を言いますか??
作者。
作者。
期限は明日。
8月15日の18時までにします!
作者。
作者。
物語の続きは主人公であるあなたが決めてください。
投票が多い方へと物語は進んでいきます。
作者。
作者。
それでは。

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