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第7話

本心。
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2019/08/23 07:53
そらるside
あなたがコンビニに行くと言って家を出てから
2時間がたった。
そらるさん。
そらるさん。
遅い………
何かあったのかと心配になる。
そらるさん。
そらるさん。
…………電話…してみるか。
先程までいじっていたスマホの画面から
電話の画面へ移動する。
そらるさん。
そらるさん。
…………
prrrrrrrrrr
そらるさん。
そらるさん。
………!!
これ、あなたの携帯……
机の上には着信音が鳴り響いているあなたの携帯。
アイツ携帯忘れてったのかよ!
クッソ………探すか。



急いで家を飛び出しあなたを探しに行く。
そらるさん。
そらるさん。
ハァハァ……
走りなれていないためか、
すぐに息が切れてしまう。


それでも、あなたに会いたい一心で走る。


まずはコンビニに向かった。
あなたはコンビニに行くと言っていたからだ。
そらるさん。
そらるさん。
…………
店員
いらっしゃいませ~
そらるさん。
そらるさん。
いない……
コンビニにあなたの姿はなかった。
すれ違ったか?

いや、でも………
家からコンビニまでの道は一つしかないからすれ違うはずがない。
すれ違ったとしても、どこかで会うことができるはずだ。
そらるさん。
そらるさん。
…………!
色々と考えを巡らせていると、ふとある事に気がついた。
家を出るとき、あなたの様子が変だったんだ。
そう。あなたは………

あのとき泣いていた。
あなたの様子がおかしくなったのは、
まふとの事を話してくれた後……だよな?

もしかして、俺が何か間違えた……?
そらるさん。
そらるさん。
……………っ~!
俺はそう分かると、先程よりもスピードを上げて走り出した。
手当たり次第、あなたのいそうな所を回る。
…が、
そらるさん。
そらるさん。
あなた!!
………ここにもいない…か。
あなたはどこにもいなかった。
そらるさん。
そらるさん。
ハァ……
なれない運動で身体が限界だったのか、
俺はそのまま階段に座り込んでしまった。
そらるさん。
そらるさん。
あの時素直になれてれば、
こんなことにはならなかった……?
どうしようもなく涙が出る。
きっと、疲れて弱ってるからだ。
そらるさん。
そらるさん。
………っ
まふのとこなんかいかないで。
俺のそばにいて、離れないで。
そう呟く。
本当は、こう言いたかったんだ。
まふとの約束を聞いたとき、本当は嫉妬で狂いそうだった。
……ヤキモチ、してたんだ。
でも、ヤキモチ妬いてるのを悟られたくなくて、
それがあなたの幸せならまふと一緒になればいい
なんて言ってしまった。
あなたの幸せを第一に考えてるのは本心だ。
だけど…………
あなたを一番幸せにできるのは、俺だから。
絶対幸せにするから。
だから……………
お願いあなた。
帰ってきて………。


あなたが隣にいないと息が苦しい……。