第3話

バイト
930
2018/01/25 06:43
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「いらっしゃいませ~」




私がバイトしているのは…




「合計で1360円になります!」




「ありがとうございました~!」




コンビニのレジ打ちでございます!




皆さん、安心してください。




いつもはふざけてるけどバイトではちゃんと真面目に働いてますよ。




うへへ←←殴




ごめんなさい。嘘です。




なんだかんだいってこのバイト2年くらい続けてるのよ。私!




私、結構凄くない!?




もっと褒めても良いんだよ?←




あ、お客さんきちゃった。




「いらっしゃいませ!」




ピッ、ピッ、ピッ




「合計で850円になりま…す」




え、待ってこの人どっかで見たことある気がする。




もしかして GENERATIONSのボーカルの片寄くんじゃなくてもう一人の筋肉が凄い…




マスクしてるし、確証はないんだけど…。




「850円やな…これでええか?」




あぁ!肝心な名前思い出せない!




思わず彼をガン見してしまう。




なんで名前を思い出せないの〜!?




彼をガン見しすぎたみたいで一瞬目が合った気がした。




思わず、恥ずかしくて目を逸らしてしまう。




待って、ちょっとかっこいいじゃん…//




テレビとかではそんなに集中して見たことないから分からなかったけど、本人を前にしてみると本当にかっこいい…!




これ、百合の言ってることわかるかもしれない…。




「は、はいっ。丁度お預かりします!」




でも、今は仕事中だし集中しないと。




袋に商品を詰めると彼に手渡す。




「ん、ありがとうな~。」(ニッ




商品を受け取った彼は微笑んだ。




な、何あの笑顔っ!




かっこよすぎでしょ…//




「あ、ありがとうございましたーっ」




外へ行ってしまった後も彼の姿が見えなくなるまでずっと目で追っていた。
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その日のバイトは何故か彼の事が頭に浮かび集中出来ず、いつもはしないミスを何回かしてしまった。




結局最後まで名前は思い出せなかったけど、ボーカルの人めっちゃかっこよかったなぁ。




だって私今もまだ心臓ドキドキしてるもん…///




今までこんなの無かったし、初めてだよ。。




ちょっとライブが楽しみになったかも、しれない…//




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