第6話

焼肉屋
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2018/01/28 04:05
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百合「もう、めっちゃ良かったぁ!」




本当に終わってしまった…。




出来ることならもうちょっとだけ見ていたかったな…なんて。




そんな事叶うはずもないけど。。




「そうだね…」




取り敢えず百合とアリーナを出て人混みに流されながら会場の外へと向かう。




百合「…あなたもしかして、泣いた?」




いきなり百合が振り向いたかと思うとじーっと私の顔を見つめてそう言った。




なんでバレたんだろ…




やっぱり百合は鋭いなぁ~。




もうコンビニの事も話してしまおうか…。




「うん。感動しちゃってさ~…!」




百合「とうとうあなたに GENERATIONSの良さが伝わったか!」




まぁ、 GENERATIONSだけど詳しく言えば数原さんだけなんだけどね…笑




「あと、ちょっと話したい事があるんだけど…。」




百合「話したい事?じゃあお腹も空いたし、約束してた焼肉屋でも行きますか!」




「うん、そうしよう!」




ホルモン屋は楽しみだけど緊張するね。



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その噂の焼肉屋に着いた。




ん~、やっぱりいい匂いだなぁ。




更にお腹空いてきたよ。




店員さんに案内してもらって席に着く。




百合は席に着けば早速メニューを手に取っている。




百合「取り敢えず何食べる?」




え?まずはやっぱりあれしかないでしょ!




「ホルモン!」




百合「そうですよね。笑 ほんとにあなたホルモン好きだよね~笑」




だってあれは神だよ⁉




本当に、ちょー美味いもん。




「だって凄くあれ美味いもん!」




百合「はいはい笑じゃあ後は適当に頼んでおくね~」




「うん!よろしく~」




流石、百合だね。




百合は女子力が高い。




きっとモテるんだろうなぁ…。




百合「…で、話したいことって?」




あー、そうだ。




ちゃんと話さないと…




百合はどんな反応するんだろうか。




「えっとね、私…」




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