リビング
『…ん、』
ボフッ
佐藤「あなた起きてくるの遅かったね」
松島「もう10時だよ笑」
『…分かってる』
どうも。佐藤勝利です。あなたの様子明らかにおかしいですね
佐藤「ごはん今からでも作るけどいる?」
『…スープだけ』
佐藤「はーい」
ガチャ
中島「ただいま」
松島「おかえり~」
『…ん、』
中島「…ボニータ部屋にいれてくるわ」
松島「はーい」
佐藤「はい、」
『ん、』
佐藤「あ、そろそろ時間じゃん」
松島「ほんとだ、そろそろ行こ」
俺たちは仕事なんでいきます。…おかしいあなたは健人くんに預けようかな。まあ、みんな分かってるんだけどね
松島「あなた~健人くん行ってくるね~」
中島「いってら~」
『いってらっしゃい、』
中島「…はぁ。」
ボフ
『…ちょっとトイレ』
中島「…待て、」
『…何、トイレいきたいんだけど』
中島「とりあえず座れ」
『…やだ。』
中島「…はぁ、早く」
『…いいっていってんじゃん。』
中島「いいから、」
『…しつこい!!』
中島「…はぁ。」
グイッ
『っちょ、…?!』
ボフッ
中島「…なーに、抱え込んでんだよ」
『…別に』
中島「お腹痛い?それとも俺と2人きりでウザい?」
『…うるさい。』
中島「みんな気付いてんだから抱え込まなくていーっつうの」
『…お腹痛い。苦しい辛い』
中島「…そ。」
『…ん、』
中島「だいじょぶ(トントン)」
『、、、』
ギュッ
中島「ふは、お前から抱き着いてくるとかめずらし笑」
『…ちが、』
中島「…いいから、無理すんな」
『…っ、(泣)』
…このあと、中島のTシャツをびしょびしょにしたのは言うまでもない
『zzz…』
ガチャ
菊池「ふは、笑 よく眠ってんね~笑」
中島「お前寝てないで早く起きてこいよ」
菊池「いや、起きてたけど入らん方がいいかなーって笑」
中島「いじわるいなほんとw」
菊池「お前のあなたに対するツンデレには負けるぞ笑」
中島「うるさい」
菊池「それにしても爆睡だな笑 どんだけ中島の膝気持ちいんだよ笑」
中島「いいから、お前はどっかいってろ笑」
菊池「ふは笑 邪魔物は消えますよ~笑」
中島「ふは、笑」
1時間後
『…ん、』
中島「…ああ、起きた?」
『っは?!なんで中島の膝に…』
中島「お前覚えてないわけ?笑」
『…ああ、』
中島「コーンスープ温め直してくるけど、なんか食う?」
『まだいいや、』
中島「そ、」
たまには甘える日があっても良いかもね。
…その裏で、
松島(まって…やばい惚れる)←
佐藤(ほんとけんあなた好きだね。てか見えないんだけど…!)
菊池(お前ら何やってんの笑)
松島 佐藤(あ、…)
そのあとちゃっかり中島にもバレてたってよ笑
♡×10
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。