第6話

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2019/05/18 13:31
ダヒョン
…すみませんっ
ジミン
目障りなんだけど
そう言いながら私の手首を掴んでそのまま強引に体を壁に押し当てられた。


力が強くて振りほどくことすら出来ない。
私が初めてパクジミンを見た時はこんなじゃなかった。優しい笑顔でクラスの中心に居た。その人がこんな悪魔のような人だったなんて。
ジミン
……痛い?
ダヒョン
…は、い
ジミン
ふふっ、そっか。
これで済むとは思ってないよね?
ダヒョン
え、?
パクジミンの両手 手が私の首に回される。



次第に強くなって苦しくなる。
ダヒョン
…………っ
あぁ、もうダメだ。こんなことなら早く死んどけばよかった。




「ダヒョン!!!!!」




現れたのはテヒョンさんだった。

テヒョン
…お前、離せ
ジミン
は、テヒョンじゃん
テヒョンさんのこと知ってるの?
テヒョン
離せ
ジミン
……はいはい離しますよ
そう言って私の体と腕は解放され、私はその場に座り込んでしまった。


すると、パクジミンの顔が近づいてきて耳元で
ジミン
次はこれで終わらないから
背筋が凍るような感覚がした。


私の表情を見てあざ笑うように行ってしまった。


テヒョン
……ダヒョン
私と関わったらダメ。こんな汚い私とは……



それにいじめられているのを知られたくない。
知ったらみんなと同じように離れていくんでしょ?
テヒョン
屋上行こうか
テヒョンさんに支えられながら屋上へ行った。

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