第4話

JUNGKOOK
4,964
2018/10/01 09:10

× You side ×





JK「今日は疲れた~」


「…」





ご飯を食べながら呟くグク




疲れたなら2回もしなきゃいいのに





でもそんな逆らうような事を言ったら
何をされるだろうか




殴ったり蹴ったりはしないし、
された事はない



だけど、異常なまでの嫉妬深さと独占欲で




いつかそうなるのではないかと最近思う




それに普通、アイドルはメンバーと
宿舎で生活するものなのに



上の人の力が動いているのか
平気な顔をしてここから仕事へ行くし
帰ってくる




メンバー達はどう思ってるんだろうか





JK「今他の男の事考えてたろ」






うん




そう言ったら間違いなく




今まで以上に酷い事をされる





「ううん。グクの事を考えてたの。髪伸びたね」


JK「そろそろ切らなきゃね~(笑)」


「そうだね。」


JK「明日は。仕事?」


「うん」


JK「19時までに帰ってくるんだよ」


「わかってる」







正直逃げようだとか思ったらできていた。




実際、グクが仕事行ってる間に逃げ出せた




だけど逃げ出さなかったのは





馬鹿だけどこんなグクでも好きだから






JK「あなた」


「ん?」


JK「離れないでね…あなたがいなくなったら…」





どちらが悪いのか




たまに見せるこの寂しそうな顔を見ると
離れられない私が悪いのか






でも次にグクが言う言葉は決まっていて




それを聞く度に






JK「あなたが居なくなったら死ぬから。」







"恐怖"と言うメーターがパンクしそうになる







"メンヘラ"

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