今俺が居るのは奴隷のオークション会場
最近面白そうで行ってみたかったんだよね〜
さて、どんなのが居るかな〜
力持ちの子供や知識を持った子供など沢山の奴隷がいた
だんだん飽きてきて帰ろうとしてた時に出てきた奴隷が目に入った
腕は白く目は深海の様な深い青
髪は綺麗で艶のある青い髪
周りの客達もあの子が気に入った様だった
`
鬱 12歳
生まれ 孤児
職業 奴隷
群青色の彼は無邪気に笑った
_____________________
鬱視点
あぁ今度の主人は特徴的なあの人か
ある訳が無い
労働力やストレス発散の道具に
誰が名前なんか付けるだろう
この人は僕をどうする気なんだ
この人は相当変わり者のようだ
道具に名前を付けるなんて
もしかしたら今までやってこなかったような
酷いことをされるのか?
無邪気に笑う群青色の彼に少しの恐怖が芽生えた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。