今日はお婆ちゃんを老人ホームへ連れて行くため学校は休んだ
なんだかんだいって学校を休むのは初めてだった
私が病院へ行くと先生とお婆ちゃんが待っていた
私は先生から地図を貰った
私はお婆ちゃんの手を引いて老人ホームへと向かった
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着くとそこはかなり大きな老人ホームだった
不安を抱えながらも私は受付に行った
私とお婆ちゃんは診察室に入った
お婆ちゃんは私の方を見て、
え…ま、待ってよ…
お婆ちゃんは腰ぐらいの位置の身長と表した
私は待合室でお婆ちゃんを待った
お婆ちゃんの記憶は私が5歳の時で止まってる…
どうしてお婆ちゃんまで…
私は先生に呼ばれて診察室へ入った
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帰り道…
お婆ちゃんは今日から老人ホームで生活することになった
とうとう私一人になっちゃったよ…
(少し離れた場所から)
私は千裕に見られているなんて思いもしなかった…
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。