あなたはぁー。まじか。
なんか知らないけどめっちゃ静かだし。
私は自分がなんて言ったかわかんなくなった。
たまにあるんだよね。あの頃みたいに…
あの光景は思い出したくないけどフラッシュバックする。血塗られた部屋。
ううん。今は集中。
静まり返ったこの空間にどこからか拍手が聞こえた。
男2→いやー。素晴らしい。お嬢ちゃんがこんなに強いとは思わなかったよ。だが次は俺が相手だ。
めんどくさ
隊士→ではこちらに男2さん。こちらにあなたさん。
男2→泣いても知らねーぞ。
あなた→てめーだよ。
かるーくチャンバラごっこをしてる感じで相手をした。
私の方が展開が早く男2は追いついていけなくとうとう後に尻餅をついてしまった。
私が男2の首に刀を近づけたら男2がヒッ!!と言って泣いていた。
戦う前にあんなこと言っておいて恥ずかしくないのかなー?なんて頭をポリポリかきながら考えていたら
土方→おい。山崎。お前があいつの相手をしろ
山崎→ぼ、ぼくですか!?
土方→いいから。いけ。
山崎→は、はい。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。