第7話

ハンバーグ
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2019/07/26 11:09
「…どういうこと?」 

伏見さんはまたまたばつが悪そうに目を伏せた。
これは癖のようだ。…かわいいけど。

「実はさ、今親が怪我して入院しちゃって。」

「そーそー!」

「それで、私は料理ができなくて。
ずっとコンビニだったら舞子マイコが…」

「舞子はハンバーグが食べたいのっ!」

「もしかしてハンバーグ焦がしたから
焦げ臭いの…?」

「そーそー!」

舞子ちゃんの口癖は"そーそー!" らしい。

「お願い、大和くん。作ってください!」


美味しいかわかんないけど…
伏見さん達に任せると火事になりそう。





…1時間後…

「おいしー!! 舞子、これが食べたかったの!」

「よかった。」

ぽっと舞子ちゃんのほっぺが赤くなる。



「…メガネ笑うとかっこいい。」

「へ?」 「え?」

伏見さんと僕の声が重なる。

「メガネ、舞子と結婚しよ!!!」

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