「メガネ、舞子と結婚しよ!!!」
「え、え?」
「舞子、大和くんを困らせないの。」
…最近の子ってませてるなぁ。
「だってメガネ優しいもん!」
「ありがとう、舞子ちゃん。」
「確かに大和くん優しいもんね〜」
「僕の方が伏見さんに優しくしてもらって
ばっかりだから…。ありがとう。」
…なんか恥ずかしくなってきた。
「じゃあ帰るね。2人ともまたね。」
「ばいばい!めがね!」
「…ありがとう、大和くん。
すごい美味しかった。」
「こちらこそ楽しかったよ。」
「大和くんの優しいところはすごく素敵だと思う。」
なんで優しげな微笑みで
さらっと言ってしまう伏見さん。
また新しい伏見さんの一面を知れた1日でしたとさ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。