ゆた「続き、ベッドでしよう」
そう言うゆうたはどこか余裕は無くて
色っぽい視線を向けられる。
私たちはお風呂を後にした
〜
ゆた「あなた早く、」
テレビを見ながらソファーに座って髪を乾かす私をベッドに寝転んで手招きするゆうた。
『まってまだ乾いてない』
ゆた「はやくーー」
子どものように急かしてくる
『ゆうたこっち来て』
ゆた「ん、」
私の隣にちょこん、と座るゆうた
『ちがうこっち』
足の間を広げて自分の前に誘導する。
ゆた「え、なn、」
(ドライヤーの音)
『ちゃんと乾かさないと風邪引く』
ゆた「いいよ別に」
『よくないです前向いてて、』
こちらにクルっと体を向けようとする彼を
何とか前に向かせて髪に風をあてる。
赤ちゃんなの?本当に←
『はい乾いた!』
ゆた「ありがとう」
ギュ
ドライヤーを切ったと同時に
こちらを向いて胸に顔を埋めてくる。
ふわふわっ、とゆうたの髪を撫でると
スッ
ゆうたの頭の上に置いていた手を握られ、
そのまま柔らかいゆうたの唇が触れた。
ドライヤーの線刺したまんまだし
パックもしたいしお水飲みたいし
服も着てないし(キャミソールと短パン状態)
このままだとベッドに連れていかれる、
そう悟った私は
ゆうたの舌が入る前にそっと身を引いた
ゆた「何で離れようとすんの」
がっちりゆうたに腕を掴まれる。
『だってこれ直さないと』
ゆた「後ででいい」
『パックしたいし!』
ゆた「あなた肌綺麗だから大丈夫」
『服、着たいし』
ゆた「 」
ゆた「すぐ脱ぐのに?」
『っ、』
ゆた「いらないよね」
とキャミソールを捲られ中に手が入る。
左手は私の体、
もう片方の右手にはテレビのリモコン、
ノールックでテレビを消したゆうたは
そのまま私の上に跨った。
ゆた「ごめん俺余裕ない」
途端にゆうたの暖かい舌が私の中に入り
吸ったり舐めたりを続けられる。
優しいわけでも激しいわけでもない、
そんな深いキスに私は溺れる