鬼殺隊に入るために、まずは柱の人達に2週間ごとに
順番に訓練を見てもらうことになった。
そこから自分にあった呼吸を探し、
その呼吸の柱の継子になるのだと言う。

1人目は…ここだ。
コンコンコン…

すみません、星野詩です。
お館様に言われて来ました。
はーい!

あら?お客さん?

あっ!この子じゃないですか?
天元様が言ってた女の子!

ああ、星野詩ってさっき言ってたね。

いらっしゃい、どうぞ。

お邪魔します…

天元様、お館様が言っていた女の子
いらっしゃいました。

ああ、ありがとな。

…で、お前が星野詩か。

はい。
よろしくお願いします。

ああ、好きに過ごせ。

さて…早速ド派手に訓練するか!

訓練…

まずは体力づくりだ。

今から言うメニューをこなせ。

はい!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そこからの日々はかなり辛かった。
体が資本なので、とにかく鍛えられた。
刀なんてとてもじゃないけど持たせて貰えない。

ヒュッ、ゲホゲホッ!

(今日で1週間…)

おお、なかなかいいじゃねえか。

…ありがとうございます。

それじゃあ…呼吸を教えてやろう。

宇髄さんは何の呼吸なんですか?

俺は音の呼吸だ。
ド派手でいい技がたくさんある。

音…

一通り教えるからやってみろ。

はい!
そこからまた1週間、体力づくりとセットで
呼吸の型を覚えていった。
<1週間後>

壱ノ型、やってみろ。

はい。

音の呼吸…壱ノ型、「轟」!
ドンッ…

…やっぱりか。

え?

基本の全集中の呼吸は、
大方扱えている。
多分才能だ。

だがしかし、お前に音の呼吸は
合っていない。

え…ということは

別の呼吸だな。

…分かりました。

まあそう落ち込むな。
今日で俺のところに居るのは終わりか。

はい、お世話になりました。

ああ、次の柱のところでも頑張れよ。

はい。
こうして、最初の2週間が終わった。

(次は…この人か。)
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