第3話

3話
383
2021/08/22 09:00
鬼殺隊に入るために、まずは柱の人達に2週間ごとに
順番に訓練を見てもらうことになった。

そこから自分にあった呼吸を探し、
その呼吸の柱の継子になるのだと言う。
星野 詩
星野 詩
1人目は…ここだ。
コンコンコン…
星野 詩
星野 詩
すみません、星野詩です。
お館様に言われて来ました。
???
はーい!
雛鶴
雛鶴
あら?お客さん?
須磨
須磨
あっ!この子じゃないですか?
天元様が言ってた女の子!
まきを
まきを
ああ、星野詩ってさっき言ってたね。
雛鶴
雛鶴
いらっしゃい、どうぞ。
星野 詩
星野 詩
お邪魔します…
まきを
まきを
天元様、お館様が言っていた女の子
いらっしゃいました。
宇髄天元
宇髄天元
ああ、ありがとな。
宇髄天元
宇髄天元
…で、お前が星野詩か。
星野 詩
星野 詩
はい。
よろしくお願いします。
宇髄天元
宇髄天元
ああ、好きに過ごせ。
宇髄天元
宇髄天元
さて…早速ド派手に訓練するか!
星野 詩
星野 詩
訓練…
宇髄天元
宇髄天元
まずは体力づくりだ。
宇髄天元
宇髄天元
今から言うメニューをこなせ。
星野 詩
星野 詩
はい!

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そこからの日々はかなり辛かった。

体が資本なので、とにかく鍛えられた。

刀なんてとてもじゃないけど持たせて貰えない。
星野 詩
星野 詩
ヒュッ、ゲホゲホッ!
星野 詩
星野 詩
(今日で1週間…)
宇髄天元
宇髄天元
おお、なかなかいいじゃねえか。
星野 詩
星野 詩
…ありがとうございます。
宇髄天元
宇髄天元
それじゃあ…呼吸を教えてやろう。
星野 詩
星野 詩
宇髄さんは何の呼吸なんですか?
宇髄天元
宇髄天元
俺は音の呼吸だ。
ド派手でいい技がたくさんある。
星野 詩
星野 詩
音…
宇髄天元
宇髄天元
一通り教えるからやってみろ。
星野 詩
星野 詩
はい!
そこからまた1週間、体力づくりとセットで
呼吸の型を覚えていった。
<1週間後>
宇髄天元
宇髄天元
壱ノ型、やってみろ。
星野 詩
星野 詩
はい。
星野 詩
星野 詩
音の呼吸…壱ノ型、「轟」!
ドンッ…
宇髄天元
宇髄天元
…やっぱりか。
星野 詩
星野 詩
え?
宇髄天元
宇髄天元
基本の全集中の呼吸は、
大方扱えている。
多分才能だ。
宇髄天元
宇髄天元
だがしかし、お前に音の呼吸は
合っていない。
星野 詩
星野 詩
え…ということは
宇髄天元
宇髄天元
別の呼吸だな。
星野 詩
星野 詩
…分かりました。
宇髄天元
宇髄天元
まあそう落ち込むな。
今日で俺のところに居るのは終わりか。
星野 詩
星野 詩
はい、お世話になりました。
宇髄天元
宇髄天元
ああ、次の柱のところでも頑張れよ。
星野 詩
星野 詩
はい。

こうして、最初の2週間が終わった。

星野 詩
星野 詩
(次は…この人か。)











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