体育の日から数日たったある日それは突然告げられた
リビングで嬉しそうに携帯を見る姉さん…
そんな時はだいたい俺との写真を見返してるんだけど今日は違うみたいで
ピシャッと雷が落ちた気がするそれぐらいの衝撃だった
慌ててそう言う姉さん…その顔は少し寂しそうだった…
今思えば姉さんは俺の知ってる限り遊びに行くなんて1度もなかったな…
俺が1人になると可哀想だからって小学校の時も友達の家なんて行かなかった姉さん…
叔母さん達がどんなに言っても俺を1人にすることは無かったな
何かまずいことでもあったかなそれともそんなに遊びたかったのかと焦っていると
そう言い姉さんは嬉しそうに携帯を操作してた俺もパンダ達に連絡した
パシャっと音がしたまた始まった
姉さんはスマホで写真を撮りこう言う記録を残している
心の声が漏れてしまってた…姉さんも少し嬉しそうにしている
そしてお互いのスマホで撮り姉さんは早速ロック画面にしてた
コレも良い思い出だよね…
お泊まり前日おわり
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!