第14話

お兄ちゃん
1,969
2021/05/07 13:17






大吾「ただいま~」
あなた「あっ!お兄ちゃんおかえり~」
大吾「あなたーーー!」


ギュ


大吾「俺のかわいいかわいいあなたたん」
あなた『お兄ちゃんのじゃないしー』




そう、あれは私のお兄ちゃん

西畑大吾、




あれ、名字が違うって思ったでしょ?

私たち血が繋がってない兄弟なの、

学校に入ってお母さんたちが再婚したから名字変わると色々とめんどくさくて、

お兄ちゃんは、そのまま西畑で私もそのままあなたの名字
不思議だよね、笑








で、!見てくれたらわかると思うんだけど、、
溺愛されてるの、




いやいや、嬉しいんだよ?

でも、さ、


私も、もう高校生だし、お兄ちゃんも大学生、
ちょっとは溺愛を落ち着いてくれてもいいと思うんだけど、



例えば、



好きな人ができたとか言ったら




大吾<え、、!?嘘でしょ、あなたにはまだ早いっ!!>


とかいって、



彼氏とか言ったら、、もー、どうなることか、、




母「はい、あなたがかわいいのはわかったから、シチューできたよ」
大吾「ふふ、かわいっ、」
あなた『ぜっんぜん』
大吾「またまたー」
あなた『お腹すいた~』
父「ただいま~」
大吾「お!お父さんいいとこで帰ってきたな」
あなた『今から食べようとしてたとこだから、さっ!お父さんも一緒に』
父「おう笑」
大吾「ではっ!」
4人〈いただきまーす!〉





こんな感じの私の家族、賑やかでしょ、笑




じゃあ、ちょっとだけ私たち兄弟のナイトルーティン(?)をご覧ください












7時…






4人〈ごちそうさまでしたー!〉














4人〈スゥ〉



4人〈最初はグー!じゃんけんぽんっ!〉


父✌️

母✌️

大吾🖐️

あなた✌️



大吾「えええええ!おれぇぇぇぇ!?」
父「じゃぁ、よろしくなー」





我が家は洗い物じゃんけんをします、




でも、だいたい8割お兄ちゃん、2割私、



今日はその8割の日だったみたい笑




大吾「また、俺かよ、、ひぇー、水冷たっ、」
あなた『がんば』
大吾「なんか、あなたに言われるとやる気でてきた!」



いや、なんで、


テレビ見ながら煽りぎみに言ったのに、?




10分後…



大吾「おわったぁー!」
あなた『おつかれんこん』
大吾「ん~!!かわいいっ!」



いや、だからなんで、?


ツムツムしながら言ったんやけど、

しかも、おつかれんこんって



大吾「あなた~おつかれのぎゅー」
あなた『え、やだよー』
大吾「なんでよぉー」
あなた『、、あのね、お兄ちゃん』
大吾「ん、?」
あなた『もう、この際だから言っちゃうけど、』
あなた『私も、もう高校生なの』
大吾「うん、知ってるよ」
あなた『うん、、だから』
あなた『思春期エンジョイなのね』
大吾「ほぉ、」
あなた『だから、そういうのちょっとやめない、?』























大吾「え、?なんで?」



ん?話聞いてた?


大吾「あなたに反抗期が来ない限りハグし続けます!」
あなた『はい、?』
大吾「てことで、ぎゅー!」
あなた『もぉー!お兄ちゃん離してーー』
大吾「一生離さんもん~」
あなた『早く反抗期きてーー!』


大吾「こなくていーい!」







お兄ちゃんを説得するにはまだまだ時間がかかるみたいです、、





























大吾「あなた、一緒に寝よ?♥️」
あなた『やだ』

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