第37話

なんだろう、この気持ち
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2021/07/26 08:30




謙杜「よしっ!もう時間ないから」


謙杜「行くぞーー!」
あなた『ゴー!』






























駿佑「そうなの?笑」
凛「そうなんですよ!!笑』




そんなふうに凛ちゃんとたわいもない話をしていた




すると僕達からちょっと離れたところにあなたとニシタクがいた




こっちを見てるようにも思えたけど、多分違うと思う




駿佑「(ん?あなた?と、ニシタク、?)」
駿佑「(何で2人なんだ、?)」






すると、ニシタクは急にあなたの手を掴んで歩き出した




しっかり手を繋いで






駿佑「(え?何で手繋いでるの、?))




もう、あなたとニシタクはそういう関係なのかと思った





そう思っただけなのに、



すごい胸が痛かった



でも、なんでかわからない



なんとも言えないこの複雑な気持ちが痛かった




駿佑「っ、、」
凛「ん?どうしたんですか?」
駿佑「あ、いや、、なんもない、」
凛「、、、」
凛「あ、そういえば」
凛「西村とあなたの名字先輩っていい感じですよねー」
駿佑「え、?」
凛「多分両想いだと思うんですよねー」
駿佑「そうなの、?」
凛「まぁ、見てたらわかりますよ」
凛「もう、付き合ってたりしてー」






なんだろう、、




別に幼なじみと後輩が付き合っているかもという話をしているだけなのに



痛みが増した




駿佑「両想いなのかな、」
凛「駿佑先輩?」
駿佑「ん、?」
凛「駿佑先輩は、あなたの名字先輩のことが好きなんですか?」
駿佑「え、、?」
駿佑「いや、、わからn」
凛「好きじゃないですよねー?」
凛「だって、幼なじみなんですよね?」
駿佑「、、うん」
凛「ずっと一緒にいたならもっと前に気づくはずですよね?」
駿佑「う、うん」




俺は納得してしまった




確かに俺は好きな人という人ができたことないけど


あなたが好きとなるともっと前から気づくはずだ





ニシタクと付き合ってても別に俺に関係ないし、
ニシタクならいいやつだから大丈夫だって信じれるけど




やっぱり胸が痛かった





なんだろう、この気持ちは

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