駿佑「付き合ってんの、?」
拓哉「、、え?」
拓哉「急にどうしたんですか、?」
駿佑「いや、、その、」
駿佑「今日、あなたとニシタクが手、繋いでるの見たから、、」
駿佑「付き合ってるのかな、、?って思っただけ、、」
拓哉「、、先輩は、あなた先輩のこと好きなんですか?」
駿佑「え、?俺、、?」
拓哉「はい、」
駿佑「俺にとってあなたは、、」
駿佑「大事な大事な幼なじみなんや」
いつもあなたは俺を守ってくれる
小さいときから、俺がいじめられてると
前に立ってかばってくれてた、
俺は、その時弱かった
全部あなたに助けてもらってて
だから、今、高校生になって
今度は俺があなたを守らなと思ったんや
その気持ちは多分『好き』という気持ちではないと思う
ただ、すごく大事な幼なじみとずっと一緒にいたくて、守りたいと思っている
俺たち、あなたと謙杜と俺は、
ただの友情でもなくて、恋愛っていうわけでもなくて、
すごくお互い特別な存在なんや
拓哉「大事な大事な幼なじみ、、」
駿佑「、、うん」
拓哉「じゃあ、俺があなた先輩を貰おうとしたら」
拓哉「先輩はあなた先輩を守るんですか?」
駿佑「え、、」
拓哉「俺はあなた先輩が好きです、」
拓哉「駿佑先輩があなた先輩のことを恋愛対象として見てないなら、」
拓哉「俺があなた先輩を貰います」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。