俺の名前は西村拓哉
高校1年生
この学校結構頭よくて
入るには結構頑張らないと入れないくらい
で、なんで俺がこの学校に入ったかというと
憧れの先輩がいるから
サッカー部…
キャプテン「ちょっとみんな休憩~」
駿佑「はぁー疲れたー」
拓哉「お疲れ様です!」
駿佑「おぉ!ニシタクお疲れ」
拓哉「今日の練習結構ハードでしたよね」
駿佑「いやそれな~」
[ニシタクよくそんなに駿佑先輩と喋れるね]
拓哉「そう?」
俺の憧れの先輩それは、あなた先輩
駿佑先輩も憧れてるけど!
一番はあなた先輩
サッカー部の隣のコートで活動しているテニス部の先輩
休憩中に見ているといつもカッコよくて、憧れてる
あなた先輩に憧れてる理由は実はそれだけじゃなくて、、
さかのぼること1年前…
俺はこの学校の学校見学に来てた
先生がどこの学校を受験するかを明確にするためにって
でも、俺はそこで迷子になってしまった
周りは全然助けてくれなくて、
[迷子になってるかわいそー]とかいって通りすぎていく
学校のなかをぐるぐる回って先生たちを探した
だけど、さすが頭がいいだけあって学校も広い
だから全然見つからなかった
そんなことしてると、
あなた『君大丈夫?』
あなた『迷子?』
拓哉「えっ、?」
あなた『あ、学校見学の子か!』
あなた『大丈夫?』
拓哉「せ、先生たちが、見つからなくて、、」
あなた『私も一緒に探すよ!』
あなた『私1年生なんだけどさ、結構学校のなか覚えてるから』
あなた『はいっ!行こっ!』
俺は話しかけてくれたことが嬉しくてびっくりして何も言えなかった
そんなあなた先輩を追いかけてこの学校に入ったというわけ
そして、この学校は珍しくて1年生と2年生の合流のためにキャンプに行く
小学校の時の自然教室の拡大版みたいな感じ
今日、そのグループ決め
俺はひそかにあなた先輩と一緒になりたいと思っていた
と、その前に俺たちのグループは、、
先生「グループは4人で組んでな~」
拓哉「風雅!一緒に組も!!」
風雅「え~、まぁ、別にいいけどぉ」
拓哉「もう!ツンデレなんだから~」
凛「拓哉君!一緒に組まない?」
げっ、山川、、
こいつの名前は山川凛
男子の前ではちょーぶりっ子
俺の苦手なタイプ
拓哉「風雅、いい?」
風雅「組まないとなんか言われそうだし、仕方ない」
拓哉「いいよ、」
凛「やったぁ!」
これで3人、、
拓哉「あともう1人か、、」
凛「えぇーもう1人入れるの?」
風雅「お前先生の話聞いてたか」
風雅「4人で1グループなんだよ」
凛「ふーん」
拓哉「でも、もうみんな大体決まっちゃってるよね」
風雅「もうあの子しかいないみたいだけど」
凛「えっ?あいつ?」
俺たちが話している子の名前は池田花
まぁ、この子はクラスではあまり目立たないキャラ
凛「地味子じゃん」
拓哉「そんな言い方ないだろ」
風雅「あの子が地味子ならお前は派手子」
凛「地味よりはいいです~」
拓哉「話しかけにいこ!」
凛「えー」
風雅「あの~」
花「え、?」
風雅「まだグループ決まってない感じ?」
花「え、あ、はい」
拓哉「俺らさ1人足りないからここのグループ入らない?」
花「え、いいんですか」
凛「私は反対~」
風雅「お前は黙れ」
拓哉「反対なら山川が抜ければいいんじゃない?」
凛「チッ、」
っていう感じでこの4人になった
問題は山川、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。