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第2話

1.プロローグ
 季節は春。
 まるで温かい枕みたいにふんわり心地いい空気。
 並木道いっぱいに舞い散る桜の花びら。
 今日は……絶頂の入学式日和や!
早紀
ふふーん♪ ふふふふーん♪
 自転車に乗って走る通学路って、新鮮な気分でキラッキラで、気持ちいいやんな!
 思わず鼻歌歌っちゃった。








 大通りをまっすぐ進んで、橋を渡って3番目の突き当たりを右に曲がると、アタシがこれから通う学校が見えてきた。
 校内に植えられた数十本の桜が満開に咲いていて、とてもきれいや。
早紀
受かるか受からんかヒヤヒヤしたけど、ホントよかったわ~


 進学率も、倍率も、満足度も、そして生徒も、全てが普通でどこにでもありそうな私立中学校。
 でも、今から中学生になるアタシにとっては、キラキラ輝いた特別な学校やった。
早紀
楽しみや


 校門に入り、アタシの新しい中学生活が幕を開けた。