Youside
『あなただよ。』
そう言った君の目は真剣で
綺麗で今にも吸い込まれそうだった。
「え…?」
私はそう答えることしかできなかった
『だから、僕の大切な人はあなた。君だよ』
「記憶…戻った?」
『分からない。けど僕の大切な人は君な気がするんだ。』
こんな嬉しいことは初めて…
『なんで泣いてるのさㅋㅋ』
気づいたら泣いていた
「だって…ジミナがっ…」
『僕は記憶喪失になる前からあなたのことが好きだったんだよきっと。』
「ならなんで…」
『…?』
「私の前からいなくなったの…?」
『それは…』
君の口から出てきた言葉はすごく意外で可愛い言葉だった。
"あなたをRMヒョンに取られないため…//"
ナムオッパ…久々に聞いた名前…
オッパは今何してるのかな…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。