第5話

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2020/08/06 03:00
次の日

コンコンコン

▽「おはよう!ってまだ起きてないか」

〇「んん〜……まっすー?」

▽「えっ!?起きてたの?」

〇「うん、確か夜中の2時ぐらいだったかな」

▽「そうなんだ」

〇「そうそう、小山が昨日夜中にこの部屋に来たんだけど、なんでか知ってる?」

▽「小山が!?」

まっすーもびっくりしていた

〇「うん、夜って入れないはずなんだけど」

▽「小山も入院してるからだよ」

〇「えっ、なんで?」

▽「実は……」

まっすーから小山のことを聞いた
さっき驚いてたのはこれでかぁ〜

〇「まっすー、今小山のとこ行ける?」

▽「まず、検査してからな」

俺はどこもいじょうがなく、お昼を早く食べて小山の方へ行った

コンコンコン

▽「小山〜ってまだお昼食べてないのか?」

□「うん……えっ、シゲ!?」

〇「よっ!」

▽「朝検査してどこもいじょうなかったから」

〇「まっすーにお願いして連れてきてもらった」

□「そうなんだ……」

▽「小山〜ちゃんと食べなよ〜」

□「こんなにいらない」

俺はご飯を小山の口元に運んだ

〇「あーん」

□「んん、いらない!」

〇「おっと、危ない」

□「ごめん、なさい……」

〇「ううん、大丈夫だよ」

▽「何しても食べないよ?」

〇「んーでもあれは食べなさすぎでしょ」

▽「そうだけど、いつもこんな感じだし」

〇「もう少し食べないと」

▽「たまに点滴してるし俺もいいかなって思って」

〇「点滴したからいいわけないでしょ!」

▽「そうなのか?」

〇「うん!あっそうだ!」

〇「小山、今度から一緒にご飯食べよ!」

□「えっ?」

〇「俺1人で寂しくてさ〜」

□「うん、いいよ」

〇「じゃあ食べてくれる?」

□「っ……コクッ」

〇「よし!」

▽「シゲすごい!」

小山はいやいやだけど食べてくれた

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