♡side
夜寝れなくて起きると慶ちゃんのベッドが明るかった
慶ちゃんのベッドはカーテンが閉めてあって何してるかわからない
だから俺は慶ちゃんのベッドへ行った
♡「何してるの?」
□「わっ!な、な、なんでもない」
すぐパソコンを閉じた
♡「なになに?見せれないものでも見てたの?例えばエロ動画とかw」
□「違うよ」
♡「じゃあ見せてよ〜」
□「誰にも言わない?」
♡「うん!」
□「わかった、これみてたの」
慶ちゃんが見せてくれたのは俺たちNEWSのライブDVDだった
♡「なんでこれみてたの?」
□「この時の俺はずっと笑顔で笑ってるなって」
♡「そっか」
そういえば色んな人から話を聞いたけど慶ちゃんが、最近笑ったとこ見た人聞いてないな
♡「俺がこのときみたいに笑顔になれるよう協力する!」
□「うん」
この日から慶ちゃんを笑顔にするため頑張った
もちろんリハビリも玄樹くんと頑張ったよ
リハビリは成功しても慶ちゃんはなかなか笑顔になってくれなかった
そして俺と玄樹くんが退院する日になった
※シゲは2人が目を覚ます前に退院してます
♡「俺ら退院するけど慶ちゃんはどうする?」
□「俺も退院できるの?」
岩橋「はい!一緒に退院してもいいと言われました」
□「んーここにいる」
♡「えっなんで?」
予想外の言葉が出てきて驚いた
てっきり慶ちゃんは早く家に帰りたいと思ってた
□「だって俺がいると迷惑でしょ?ならここにいる」
♡「そんなことないよ!一緒に帰ろ」
岩橋「準備手伝います!」
□「う、うん……」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。