ユンソ side
私の腕の中で寝たドユンを寝室まで運んだ
@ 寝室
🚪 がちゃ
子供の寝起きは嫌になるほどめんどくさい
起こさないように
そっとベットに寝かせないといけないんだ
私の目先には
ドレッサーの上に置いてある紙の1部分
不意にもそれに目が入ってしまった
紙を手に持ってみると
見覚えのある紙があったんだ
それは私も一時期手にしてたもの
そんな疑問を持ちながら
てひょんに聞いてみた
動揺を隠し切れてないあなた。
きっとあなたのなんでしょうね
てひょんにあなたが妊娠をしていることを知られたら困る
でも、いつかはばれるんだ
そこで考えたんだ
あなたを悪役にすればいい
そしたら、知られても
彼女の元に行くことなんてないでしょ?笑
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!