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第8話

第5話―朝の出来事―
あれから何事も無く時は過ぎていった
正直言ってつまらない


もっと、こう…楽しと思えるような事とかない訳?
でもまぁ、あれから悟には会ってないし安心っちゃ安心かもね
あと強いて言えば山田がよく部屋に来るようになった
あの新人の使用人
私と悟の専属らしいけど殆ど私に付いてる
何故かは知らないけど
今も私の部屋で朝食の準備をしてるし
山田咲
あの、あなたの下の名前様はお嫌いな食べ物はありますか?それとアレルギーとか…
あなた
他の使用人に聞いてないの?
山田咲
はい…皆様あまりあなたの下の名前様の事を教えてくれなくって…
あなた
そう。特には無い…かな
人参は何歳になっても嫌いだけどね
何かと一緒だと食べれるし大丈夫でしょ
山田咲
左様ですか、わかりました!ありがとうございます。
あなた
ん。
山田咲
じゃあ朝食の準備が整いましたので只今持って来ます!
あなた
わかった
たまーに敬語が外れる時があるんだよねこの子…
そこが新人って感じでいいんだけど
山田とは結構気が合うから私のお気に入りでもある
最初こそ「あぁ、この子も辞めるんだろうなー」って思ってたけど案外辞めなくて内心びっくりしてる自分もいる
でも新人だからか、私の事とか悟の事とかは全く把握できてないけど
この前なんて悟にピーマンが入った料理を提供したらちゃぶ台返しされた!って言いながら泣きついてきたっけ
この子もいつかは裏切るんだろうね
その時がきたら一緒にダンスでも踊ってあげようか、そしてその後は花火でEND
あなた
フフ、自分の術式が怖いよ全く…
私は過去に自分の術式で使用人を1人殺した
正確には殺したかは分からないが逃亡した使用人を破裂させた
この目では見てないけど

ま、予想はできるよね
逃走してる途中で体がパァンッ!て
あなた
あぁ怖い怖い
全く思ってもいない言葉を呟く
そして数分後、山田が朝食を持って部屋に入ってきた
山田咲
ただ今持ってきました!
あなた
そこの机に置いておいて
山田咲
食べないんですか?
あなた
…ふ、わかった。食べるよ
私は机まで移動して座布団に座り手を合わせて朝食をべ始める
あなた
もしかして…これ山田が作ったの?
山田咲
え、あ、はい!
山田咲
いつも前の日の残りとかだったので…ちゃんとした朝食食べないと体に悪いかなって思って…
迷惑でしたか?と聞いてくる山田



何故そこまでしてくれるのだろうか
昔から忌み子として虐げられていたこの私を


何故…?
あなた
お人好しね
山田咲
…??
あなた
ご馳走様、もう要らないわ。お腹いっぱい
山田咲
お、お口に会いませんでした?
あなた
いいえ、美味しかった。明日も頼むわ
山田咲
…!はい!!
山田は元気よく返事をして残った朝食を片付けに部屋を出て行った




さてと、残り2ヶ月…どう過ごそうかな
高専へ行く準備は元からしていたし術式だって安定している


他にやることなんて無いな
あなた
ま、無いなら作れば良いだけか
私は外の景色を見ながら黄昏ていた