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第52話

仲間を想う心⑨横尾side
(どうしてだろう?この2人を見ていると不思議な
感情が沸いてくる)

北山
よし、行くか
藤ヶ谷
今日はもう遅いし何処か寝れる場所でも見つけよ
北山
そうだな、ふっ
横尾
‥‥‥
藤ヶ谷
どうかした?ワタ
横尾
わ…た?
藤ヶ谷
あっ、ゴメンつい
横尾
ぁ…‥
北山
藤ヶ谷


なんだか懐かしい感じがした以前にもそう呼ばれてたような気がし、それから夜になり古ぼけた納屋を寝床に決め彼奴らは2人きりで話しがしたいからと外へ出て行き俺は独りでここにいる。

(あの2人なにか問題を抱えているのか?)

でも羨ましかった、あんなにも互いを思い合える男同士の友情が「俺にもそんな友達がいたら…」ふとそう思ったとき。

いるではないか
横尾
えっ
お前にも気に掛け心配し思ってくれる仲間が
横尾
誰?


その声は、自分の中から聞こえて来る。

私の名は犬村大角、やっと聞こえたな


(あっ、その名)

大角
父上がそう名付けたのであろう
横尾
そう…だけど‥えっ、どういう意味?
大角
私は親不孝ものだ親より先に逝く
だなんて
横尾
じゃ、君が父上の本当の息子?
大角
あの日、この山に来て何者かに襲われ命を落とした
横尾
どうして俺の中に?
大角
お前の力が必要だからだ
横尾
俺…の?
大角
そこに私の髑髏しゃれこうべがある、それを割ってみるがいい
横尾
いや、それは


言われて気づく目の前の木箱の上にある【それ】を、しかし「そんなこと出来るわけがない」そう
躊躇しているとボワッと真上に大角という人の姿
が現れ。

大角
いいのだ気にせず、さすればお前の
記憶は甦る
横尾
記…憶?
大角
本当の自分を知りたくはないのか?
横尾
そりゃ


(知りたいさ自分が何者なのかを)

大角
なら割るのだ


促されるまま俺は意を決して【それ】を割り、途端そこから光りが放ち。

横尾
うわっ、なに!?これ


眩しさに眼を細めている自分の耳に聞こえて来たのは。
宮舘
横尾くん何処にいるんだろう
如恵留
あと2人だけなのに行方が分から
ないのは
阿部
藤ヶ谷くんの情報も未だ何もないし


(藤ヶ谷?それって確か)
宮近
本当に何処で何をしているのか?
佐久間
料理人をやっていたりしちゃってさ、なーんちゃって
阿部
佐久間
宮舘
ちゃかしている場合じゃないだろ
佐久間
ご…ごめん
渡辺
そう苛々するな涼太
如恵留
そうですよ宮舘くん
渡辺
佐久間は場を和ませようとしただけ
なんだから


(宮舘?佐久…間)

渡辺
それより、ずっと気になっていたんだけど
宮舘
なに?
渡辺
お前が持っているそれ
宮舘
あぁ~これ?横尾くんが忘れていったメガネ
阿部
えっ
(この声?)
阿部
ちょ、待って今なんて言った?
宮舘
だから横尾くんが忘れていった


(どこかで聞いた事があるような)
渡辺
バカお前なんでそれを早く言わないんだよ
七五三掛
なっ、なに!?どうしたんですか?大きな声を出して
宮近
あ、シメ
渡辺
やばっ、ここレッスン場だって事
すっかり忘れてた
阿部
あはっ
(レッ…スン‥場?)
宮舘
しかし、どうしてあの2人だけが
…くっ
阿部
気持ちは分かる、でも焦らずに待とう
如恵留
玉森くんや千賀くん二階堂くんだって向こうで頑張っているんだから
佐久間
みっ、宮田くんも
阿部
分かっているって佐久間

(玉森?千賀?二階堂?宮田)
渡辺
廉もだよ
如恵留
うん
宮近
全員に会える日が絶対にくる、そう
信じて待ちましょう
阿部
そうだね


その声を聞いていたら自然と目から涙が溢れ出る。

大角
彼らの想い伝わって来たであろう
この者逹がお前の仲間だ
横尾
俺の…仲‥間
大角
そうだ、こんなにも心配してくれて
いる


沸き上がってくる想い、それは懐かしさにも似た
今にもそこへ飛び込んで叫びたくなるような衝動
に駈られ。

そのとき俺の中で何かが弾け飛ぶ「そうだ俺の名は横尾渉そしてあの声は」その瞬間、口から声が出ていたんだ。

横尾
宮舘、佐久間、翔太、阿部、
如恵留、宮近


ピカッと光が増したと同時に犬村大角の髑髏から
飛び出た玉、そこに浮かび上がった文字は【礼】

宮舘
横尾くん!?
佐久間
横尾くんだ!
渡辺
俺にも聞こえた
阿部
本当に、本当に横尾くんですか 
宮近
やったぁ~だから言ったじゃない
ですか
如恵留
メガネ、メガネが光ってます
佐久間
うおおぉ~テンション上がって来たぁ
渡辺
佐久間ったら調子がいい
佐久間
あはっ
横尾
みんな…くっ、あり‥がとう


それは摩訶不思議な出来事だったんだ、しかし俺達は確かに繋がっていた。

その強い絆でー




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朱桜
朱桜
歴は10年を越えカッコ可愛い最年長が大好き“これからもずっと見続けていたい”そんな大切な存在だから想いの全てを物語に紡いでいます。 私が描く作品は絶対にKiさんは右で、その隣にいるのはFさん。 同じような気持ちをお持ちの皆さん、一緒に彼らの世界で浸りませんか。 宜しくお願いします―
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