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第61話

策略と罠④薮side
俺は渋谷へ来ていた、トッツーとキンプリの連中に会ったときに聞いた話が気になって自然と足が向いてしまい。

平野
あれ?薮くんじゃないですか


そしたら、偶然にも平野紫耀と出くわし。

平野
えっ、どうしたんです?こんな所で
そっちこそ
平野
俺は


(こいつも気になっていたんだ、あの日のことを)

平野
確か、ここら辺だと思うんです


それは少クラの収録前、NHKホールの近くにある遊歩道を歩いていた子Jr.たちの証言。

小さな子達が言っていたんでイマイチよく分からないんですが
戸塚
どんなふうに?
平野
雷が鳴ったとか灰色の雲がどうのこうのとか
それって雷雲だよね
神宮寺
たぶん
高橋
でも、あの日そんなことは


(確かになかったはず、なのにどうして?)

神宮寺
俺達も不思議に思い何処ら辺って
聞いたら


(そのとき、いったい何があったのか?)

平野
薮くん見てみて下さい


と、とつぜん紫耀が声を上げ指差した先そこは俺達がよく知る。

NHKホール?
平野
その真上です、あいつらか言っていた場所って
マジで!?
平野
はい!あのあと俺、写メを見せてもらいましたから間違いないです
どういう…こと?


(ちょっと待って二階堂や宏光・廉が消えたのもNHKホール、もしかして他の連中もこの近くに来ていたのかもしれない、だとすればそこに何かがあるって事?)

「月の道は絶対そこにある俺達のホームグラウンドNHKホールに」

よし行ってみよう
平野
今からですか?
善は急げ用があるなら
平野
いえ行きます、それで少しでも廉の
ことが分かるのなら
紫耀
平野
でも中に入れてくれますかね?
なんとかなる、ふっ


(口実なら、いくらでも)

が、そこへ近づいたときスタッフらしき人が数人
こっちへ向かって来るのが見え俺達とすれ違い。

スタッフ
しかし妙な話し
スタッフ
今までこんな事あったっけか?


(んっ?どうしたんだろう)

スタッフ
あれは、一体なんだったのか?


俺は気になり、後ろから着けてみる事にしたんだ。

平野
あ、NHKホールはあっち
しっ、いいから黙って着いて来て


すると…

スタッフ
怪奇現象だったりして
スタッフ
まさかぁ、クスッ
スタッフ
幽霊ってこと?


俺達は、思わず聞き耳を立てる。

スタッフ
でもよく聞くじゃんテレビ局とか病院ってそういう話し、だからここも
スタッフ
ひぇ~恐ばら恐ばら俺、近づくの
やーめた
スタッフ
バカ信じているんだ、いるわけないよ幽霊だなんてさ


ちょっと声を掛けてみようか?そう目で合図すると、コクンと紫耀は頷き。

すみません何かあったんですか?
スタッフ
あれ薮くんじゃん
スタッフ
平野くんも、どうしたんだね?こんな所で奇遇だな
あっ、ちょっと忘れ物をしちゃって
取りに行くところなんです
スタッフ
NHKに?
はい
スタッフ
やめた方がいいよ、この時間に
行くのは
えっ


時刻は既に夕方。

平野
どうしてです?
スタッフ
出るんだ
平野
出る?
スタッフ
幽霊がね
本当に?
スタッフ
見たって人も何人かいる
平野
マジで!?
怪奇現象というのは?
スタッフ
この間の少クラの収録のあとから
なっ


(って事は、宏光たちが消えたあの日より)

スタッフ
あれ以来おかしな事ばかりが続く、
どうなっているのか
平野
おかしな…こと?
スタッフ
女の人の泣き声が聞こえたり突然
照明が切れたりと
それって何処でです?
スタッフ
場所はまちまちなんだが稽古場や楽屋とか不気味な話しだ


俺達は、その全ての場所へ行ってみる事にする。

「まずは稽古場だ、うーん何もない気がするけど」思った時、いきなりピカッと暗かった場所に照明が当たり。

平野
なっ、なに!?


驚いている俺達の前に、その人は姿を現わす。

本当にいたんだ!?
平野
幽霊?


けど彼女は俺達を、いや宏光を救うために俺らの前へ出て来てくれたんだってことを後になって知る。

浜路
待っていました貴方がたのような人が
来てくれる事を


その人の名は浜路 (ハマジ) 里見の二の姫。

(君はずっとそこで独りで泣いていたんだ自分たちがあの世界へ引き込んでしまった彼奴らの運命を悲しみ心配しなくてもいいよ誰も恨んだりはしていない宏光も俺達もね、だからもう泣かないで)

浜路
ごめんなさい


(謝らなくていいから)

浜路
力を貸して欲しいの


(分かっている、だって俺はその為にここへ来たんだ宏光を助けるために)




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朱桜
朱桜
歴は10年を越えカッコ可愛い最年長が大好き“これからもずっと見続けていたい”そんな大切な存在だから想いの全てを物語に紡いでいます。 私が描く作品は絶対にKiさんは右で、その隣にいるのはFさん。 同じような気持ちをお持ちの皆さん、一緒に彼らの世界で浸りませんか。 宜しくお願いします―
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