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第29話

自分の役割⑫阿部side→薮side
佐久間は、唐突に俺に言ったんだ。
佐久間
阿部ちゃん、れんれんの家に行って
みない?
阿部
はっ?
塚田
いいねぇ~皆で物色しに行こう
阿部
えっ、皆…って!?


協力してくれたのは平野紫耀、れんれんを捜す手掛かりを見つけるべく俺達は紫耀が持っている合鍵で中へと入り。

でも実際に俺と佐久間、塚ちゃんが探していたのは向こうの世界と通信が出来るもの。

(繋がるものねぇ~れんれんって玉森くんと仲が良かったよね、んー)

そう、考えあぐねていたとき。
宮近
これなんかどう
平野
それ俺があげたネックレスだ

(ネックレス?そうか、それかもしれない)

しかし…
戸塚
へぇークロスのネックレスじゃん

(なっ、トッツー!?)

何故だかトッツーが奪って行っちゃって仕方がない別のものを探すとするか「なんだろう?宮田くんと佐久間、塚ちゃんを繋げた物はグッズ…って事は」

佐久間
分かったぁ~
阿部
なっ、佐久間!?なにビックリする
じゃん
佐久間
これだ指輪
阿部
ん?
(ちょっと違う気がする)
佐久間
紫耀これ、れんれんのでしょ
平野
じゃない?俺があげたやつじゃない
けど
阿部
‥‥‥

(佐久間って何を目安に探しているんだろ?れんれんの物って言ったらある物すべてがそうじゃん、ここは彼奴の家なんだから、ははっ)

佐久間
よし、帰ろう塚ちゃん
塚田
じゃ肉食って行こうよ
阿部
えっ、もういいの?
佐久間
見つかったから

(やっぱり分からない…)

が、そんな俺達を尻目に自分らと同じ目的で真剣に物色している連中がいたことを俺達は知らないでいた。
紫耀があげたネックレスかぁトッツーいい所に目をつけたね
戸塚
だろ、んふふっ
俺はキーホルダー
宮近
僕は、これかと思ったんですけど
シルバーのバングル?
戸塚
どっちにしろ3つのどれかが、れん
れんと繋がってるといいね
うん
宮近
はい


そういう俺もこっそりブレスレットを手にしていたんだけどね、そんな中のんきに焼肉屋へ行く話をしている塚ちゃんと佐久間。

(大丈夫かな?急がなくていいんですかね)

向こうとこっちでは進む時間の速さが違う、見知らぬ土地で頑張っているキスマイさんたちに早く朗報を知らせてあげないと。

けど俺達は誰も気づいていなかったんだ、独り取り残された紫耀が…

平野
いったい何処へ行っちゃったんだよ廉って、ええっ?これっ…て


そして、その頃…トッツーたちも。
宮近
光らないですね
そう簡単には、どうやったら光るのか俺らには分からないんだし
戸塚
確かに


・薮side

俺達は、それぞれが持ち帰った物が向こうの世界へ繋がる物かどうか確かめるべくトッツーの家に集まっていた。

如恵留
あの…何をやっているんです?
あ、うん

ただ、宮近と一緒に如恵留が来てしまったことは
想定外ではあったけど仕方がない理由もなく独り
追い返すわけにもいかなかったから。
宮近
占いだよ、うんそう、ははっ
如恵留
へっ
‥‥‥

「いくらなんでも、それは無理」ボケてる宮近に
突っ込みたくもなったけど今は構っている暇など
ない。

テーブルの上にはトッツーが持って来たネックレスと俺が持って来たキーホルダーそれに宮近のシルバーのバングルが、それをひたすら見つめ続け。

すると…
宮近、光ってるよ
宮近
あっ、ニィ~二?どうしたの
如恵留
ニィ…ニ?
あいつ玉の傍にいないのかな
如恵留
えっ


光ったのは二階堂のハットで、しかし返事がない
まま1時間が経過し。
ねぇ、また光ってる
戸塚
どうせ返事をしないんだろ
じゃ、ほっとこ別に用があるってわけじゃないんだろうから
宮近
そう…ですかねぇ
如恵留
あ、あの~
戸塚
そう言えば北山はどうしてるかな
さっき話をしたばかりじゃん
如恵留
北山…くん?
戸塚
でも、こっちとでは時間の進み具合が違うし
まぁ
如恵留
???
大丈夫だよ、あいつはそんな柔なやつじゃない
戸塚
確かに、クスッ
如恵留
もーいい加減にして下さい!
宮近
如恵留!?
如恵留
ぜんぜん意味が分からない、いったいどういう事なんですか!
あ…‥

堪忍袋の緒が切れたかのごとく如恵留が叫び声を
上げ。
そうだよね説明しなきゃ分からない
よな
戸塚
う、うん

俺達は、今まであった出来事を如恵留に話して聞かせる。
如恵留
室町…時代?
そう
戸塚
本当さ俺も薮、宮近だって北山や
二階堂と話をしたんだ
如恵留
じゃ、れんれんも?
可能性はある、だから俺達は向こうと繋がる物を探しているってわけ


すると、何故だか如恵留は自分がしている腕時計を見つめ。
如恵留
千賀…くん
宮近
えっ

呟いた、とたんにピカーッとそれは光を放ち。
如恵留
なっ!?
宮近
腕時計が光ってる!
それ誰の?如恵留
戸塚
もしかして千賀
千賀
わわっ、わぁーっ!?


瞬時に、驚いたような千賀の声が部屋中に響き
渡り。
戸塚
千賀、千賀だよな?
千賀
トッツー!?えっ、これ誰と繋がって
いるの?
如恵留だよ
千賀
如…恵留?
如恵留
千賀くん千賀くんだぁ~
千賀
あ、あはっ


「奇跡は起きる」そう信じさせてくれる、あいつらはいつも。

千賀
でも良かったぁ~繋がって
なんて声、出しているんだよ
宮近
千賀くんニィ~二は一緒じゃないんですか?
千賀
ん?二階堂
宮近
はい、さっき光ったから話しかけたのに答えなかったんです
千賀
あいつなら、ぬいを独りに出来ないって残っているよ
はっ?意味わかんない
如恵留
ぬいさんって誰です?
千賀
小文吾の妹
戸塚
もしかして恋?
如恵留
でも、そこって室町時代…ですよね?
千賀
まぁ~ね、ふっ


それを聞き「切ない想いをしているんだ」そう、
やるせない気持ちになる。

千賀
それよりミツが
えっ
戸塚
北山がどうしたって


(行方不明!?なんで、どうしてそうなる?お前ら、
いったい何をやっていたんだよ!だいいち怪我を
しているだなんて聞いてない)

初めて聞く話しに俺もトッツー、その場にいた全員が声も出さず茫然としていた。




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朱桜
朱桜
歴は10年を越えカッコ可愛い最年長が大好き“これからもずっと見続けていたい”そんな大切な存在だから想いの全てを物語に紡いでいます。 私が描く作品は絶対にKiさんは右で、その隣にいるのはFさん。 同じような気持ちをお持ちの皆さん、一緒に彼らの世界で浸りませんか。 宜しくお願いします―
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