第148話

時空の狭間⑤北山side
324
2020/01/31 09:54
輝く月へと昇って行く2人の里見の姫それはまるで「かぐや姫」のようだった、そして翌日から俺達は普段の生活へ戻る事となる。

しかし、もちろん全員が事務所に呼ばれ怒られたのは言うまでもない。

「お前らサボッていた分たくさん働いてもらうぞ」

(いや別に好きで俺たち、行方不明になっていたわけじゃないし)

けどまさか「過去に飛んでいました」な~んて言えるわけもなく。

二階堂
だから、なんでそうなる?
千賀
だって俺、やりたかったんだもん


そんな中で、この2人は。

二階堂
そういう問題?
千賀
そうで~す
二階堂
千賀あぁーっ
千賀
ひやぁ、ニカちゃん怒らないでぇ
二階堂
このぉ~ふざけんな、お前
千賀
きゃはははっ


相変わらず、こんな調子で宮田とタマはというと。

宮田
タマ、タマったら
玉森
うるさい俺は今、台詞を覚えるので
忙しいんだ
宮田
えぇ~仲間に入れてよ
玉森
お前は出ていないじゃん
宮田
うっ


こいつのタマ好き度は、前にも増しパワーアップした気がする。

横尾
ねぇミツ、あれから太輔と進展が
あった
北山
はっ?


パワーアップしたといえば横尾さん、もう過保護で堪んない。

藤ヶ谷
ワタ、俺の北山と何を喋っているの?
北山
おっ、俺の…北‥山?
藤ヶ谷
違った?


(あ、いや藤ヶ谷さん、そんなクールな顔して言わないでくれる)

横尾
俺は心配しているだけ
藤ヶ谷
ワタに心配されなくても俺達は
大丈夫だから
北山
あはっ


(頼む、勘弁してくれ)

宮田
ひぇ~北やん超過激スケジュール
じゃん
北山
俺としては久々に舞台もでき嬉しい
限りだけど


そんな中、念願叶ってSnow ManとSixTONESが同時CDデューを発表し。

北山
おめでとう頑張れよ
阿部
はい
佐久間
有り難うございます


(後輩たちが、どんどん増えてくな)

北山
俺らも頑張らないと
藤ヶ谷
なぁ北山、今日は時間が空いている?
北山
えっ
藤ヶ谷
だから、今日
北山
あっ、薮からだ!もしも~し
藤ヶ谷
ちっ、また薮かよ


(ごめん藤ヶ谷)

分かっている、分かっているけど先へと進めないでいる自分。

スタッフ
Kis-My-Ft2の皆さん、よろしくお願いします
二階堂
了解
北山
さぁ、行こうか
玉森
よっしゃあ
千賀
ハジけて行くよ
宮田
姫達が待ってたいるよ~ん
横尾
太輔
藤ヶ谷
あぁ、ふっ


そして、久々の公開録画でファンの子たちの声援を浴びたとき改めて戻って来れたことを実感した。

~ここが俺達の居場所~

月の光りに負けないくらい夢と希望に溢れ未来を
紡いでく、そこに立てれる幸せを噛みしめながら
俺達は歌い踊ったんだ。

輝くような笑顔と共にー




プリ小説オーディオドラマ