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第36話

仲間を想う心⑥千賀side
(んっ?今、なんか見えた)

法師
如何されました?千賀殿
千賀
あっ、いや
法師
隠さなくても宜しい貴方には不思議な力があるようだ
千賀
気づいていたんですか?
法師
で、いい事ですか?悪いことですか
千賀
ふっ、いい事かな
法師
それは良かった、では先を急ぎま
しょう
千賀
はい


途中、泉に寄ったとき水を飲もうとして宮田とニカが一緒にいる姿が見えた。

(あいつ、やっぱりミツを捜しに行ったんだな。まだ気にしてたのか?あの怪我はお前のせいじゃないっていうに、でも良かった)

千賀
タマ
玉森
なに?
千賀
ニカが宮田と合流したみたい
玉森
えっ
塚田
ほんと!?それ
千賀
塚ちゃん!


(なんで塚ちゃんの声が聞こえるんだよ?)
渡辺
もぉー返して下さいって~
塚田
いいじゃん別に減るもんじゃないんだからさ
佐久間
そうだよ翔太
渡辺
でも、これは
塚田
しょうがないでしょ、うちらのキー
ホルダー休憩中なんだもん
佐久間
そうそ持ちつ持たれつ、ねっ?
仲良くしよ
渡辺
阿部ちゃ~ん
阿部
俺に言われても、ははっ


(なるほど宮田と繋がっているキーホルダーが光らないから、翔太が持ってる玉森のブレスレットを奪っちゃったんだ、この2人)

玉森
だからって俺のブレスレットを取り
合わないでくれる


(まぁまぁ~許してやりなってタマ、ふっ)

佐久間
しかし、なんで光らなくなっちゃったんだろう?
塚田
千賀お前なにかした
千賀
してねぇよ
塚田
だって、おかしいじゃん俺と宮っちの愛は不滅なはずなのに

(あのねぇ~)
佐久間
俺だって負けてはいません
渡辺
はいはい、もぉー好きに言っててくれ

(ふふふっ、この2人 相変わらず仲がいい)
塚田
薮がさ、かなり落ち込んでいるんだ
千賀
えっ
阿部
だいぶ気にしているみたいです
北山くんのこと


(ニカと同じで自分を責めているんだね)

塚田
俺達お前らのこと頼りにしているから
玉森
塚ちゃん
阿部
何か分かったら教えて下さい
渡辺
出来ることなら、なんでもします
千賀
分かった頑張るよ
佐久間
けど無理しないで下さいね
玉森
えっ
佐久間
玉森くんに何かあったら宮田くんが
悲しみます
玉森
佐久間、お前
塚田
それに、お前らも俺達にとっては大切な仲間
渡辺
十分に気をつけて
阿部
元気で戻って来るのを待っています
から
千賀
うん、分かった
玉森
ありがとう、 みんな


俺達は今それぞれが別の方向へ動いている、でも
必ず同じ場所へ辿り着くはずだ。

向こうにいる薮やトッツー宮近、如恵留だって心配してくれている。

ニカと宮田は、一緒にミツを探しているし俺はタマと情報収集をしながら安房を目指し、ガヤちゃんが今どうしているか分からないのが気にはなっているけれど俺はミツが知っている気がしていた。

あとは横尾さん「何処にいるんだろう?」全く検討がつかない。

(でも、みんな必ず会える)

そう信じる事ができるのも、今まで培って来た絆があるからかもしれない。

(そうだよね?ミツ、早く俺達のところへ戻って来てよ。そして、いたずらっ子みたいに笑いながら俺を弄って)

ふっと風が吹く、それはまるで俺達を誘っているかのように優しく頬を撫でるかの如くに。


玉森
千賀あぁ~何やっているんだ行くぞ
千賀
待ってタマ!


俺は急ぎタマのもとへ走り寄る、もうすぐ「安房」俺達がこの世界に来ることになった始まりの地。

そこで俺達は風使いに会う、そうその風使いこそが薮やトッツーたちが心配していたキンプリの永瀬廉だったんだ。




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朱桜
朱桜
歴は10年を越えカッコ可愛い最年長が大好き“これからもずっと見続けていたい”そんな大切な存在だから想いの全てを物語に紡いでいます。 私が描く作品は絶対にKiさんは右で、その隣にいるのはFさん。 同じような気持ちをお持ちの皆さん、一緒に彼らの世界で浸りませんか。 宜しくお願いします―
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