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第51話

仲間を想う心⑧北山side
藤ヶ谷が泣いた…

滅多に人前では涙を見せないこいつが、俺の身体を揺さ振り眼にいっぱい涙を溜め。

(分かっていたよ、その気持ち。ちゃんと受け止めているから今、一緒にいるんだろ)

ふと思い出す、あの日の出来事。

藤ヶ谷
今日さ終わったら時間ある?
北山
へっ
藤ヶ谷
ちょっと話したいことがあるんだけど


(あの時こいつは、いったい何を言いたかったのか?)

スタッフ
藤ヶ谷さん北山さんお願いします
藤ヶ谷
行こう北山
北山
あ、藤ヶ谷?
藤ヶ谷
話しはあとで
北山
ん…分かった


結局は聞けないまま俺達は今こうしてここにいる。

横尾
ぁ…‥
北山
んっ?あぁ~悪い怒鳴ってしまい
横尾
いや、こちらこそ申し訳なかった
北山
ふっ、やけに素直じゃん
横尾
大丈夫か?眼
北山
たいしたことねぇよ
横尾
でも痣になってる
北山
げっ、マジでか
横尾
嘘だけどね、クスッ
北山
お前なぁ
横尾
あははっ


が、そんな事もあってか横尾さんの俺への誤解も
解け、しかし…

北山
お前、いつまで沈んでいるんだ?
藤ヶ谷
うっ…せぇよ…
北山
ふっ


(素直じゃないな相変わらず)

横尾
どうして、あぁなっちゃったのかねぇ
北山
自分で墓穴を掘ってヘコんでいる
んだろ
藤ヶ谷
だから違うって言ってるじゃん


(はいはい、クスッ)

北山
ほら行くぞ藤ヶ谷
藤ヶ谷
ちっ


俺達は、3人で行動を共にする事になる。

北山
しかし、あの化け猫はなんで俺なんかにバケていたんだろ?
横尾
さぁ
藤ヶ谷
狙いは、お前さ北山
北山
俺?なぁ~藤ヶ谷お前なにを知って
いるわけ
藤ヶ谷
‥‥‥
北山
藤ヶ谷が記憶を無くしてない事くらいとうに気づいてた
藤ヶ谷
いつから?
北山
最初っからかな
藤ヶ谷
そっ
北山
いい加減、知っていること話してくれたっていいんじゃね
藤ヶ谷
ふっ、お前には負けたよ
北山
俺を誰だと思っている?
藤ヶ谷
バカな肉好き野郎
北山
はっ?
藤ヶ谷
負けず嫌いで、なんでも独りで背負い込み周りに甘えるのを嫌い自分独りで解決しようとする大バカ野郎さ
北山
なんだわそれ?まっ、当たっている
けどさ
藤ヶ谷
そのくせ本当は淋しがり屋で愛して
欲しくて堪らないくせに意地を張り
北山
うっせぇーや、お前ちょっと言い過ぎ
藤ヶ谷
皆ちゃんと、お前のこと愛している
から
北山
なっ、それ以上言ったら怒るぞ
藤ヶ谷
ふっ、照れちゃって


(ったく何なんだ?普段はそんなこと俺に言ったりしないのに調子が狂う、んなこと言われなくったって分かってる、だから俺は…)

藤ヶ谷
北山、もしかしてあの人に会った?
北山
それって伏姫のこと
藤ヶ谷
あぁ
北山
藤ヶ谷のあとをつけて行ったらな
藤ヶ谷
じゃ話を全部
北山
聞いた
藤ヶ谷
そっ
横尾
なんの話し?
北山
俺は大丈夫だから心配するな
藤ヶ谷
受け入れるってわけ自分の運命を?
北山
ただ受け入れるんじゃなく抗って抗いまくってやるさ
藤ヶ谷
強いな、やっぱり
北山
んなことはねぇよ


(お前らがいるからだって人っていうのは護らなきゃならないものがあると必然的に強くなれるもの)

藤ヶ谷
なら俺の知っていること全部、話す
北山
藤ヶ谷
藤ヶ谷
けれどそれは、お前1人に背負わせる為じゃなくて一緒に戦うためだ間違えるなよ
北山
分かった、ふっ


ここから俺と藤ヶ谷は一心同体となったんだ「お前の苦しみは俺の苦しみ、その心の傷も涙も全て受け止めてやる」と。

(だからもう俺のために泣かなくていいからさ、その代わり笑っててくれ最後まで一緒に)




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朱桜
朱桜
歴は10年を越えカッコ可愛い最年長が大好き“これからもずっと見続けていたい”そんな大切な存在だから想いの全てを物語に紡いでいます。 私が描く作品は絶対にKiさんは右で、その隣にいるのはFさん。 同じような気持ちをお持ちの皆さん、一緒に彼らの世界で浸りませんか。 宜しくお願いします―
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