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第78話

闇との戦い①千賀side
伏姫から渡された手鏡、それは如恵留たちがいる向こうの世界とこっちを繋ぐものだった。

千賀
うわっ、塚ちゃんが映ってる!?
玉森
んっ?傍に何かあるけど、なんだろ
千賀
…‥肉の‥塊
玉森
はあっ?


(あはっ、塚ちゃんらしい)

玉森
ねぇこれって俺達の声は向こうに聞こえないのかな
千賀
ん~確かに話せたらもっと凄いけど
玉森
だろ


(そうだな何か方法があるはずだ多分ただ向こうの
世界を映すだけの物じゃないと思うし、玉が電話の
ような役割を果たしてるなら手鏡は)

俺が、そんなことを考えているとピカッと久々に
自分たちの玉が光を放ち。

宮近
やった繋がった
渡辺
玉森くん聞こえますか翔太です
如恵留
千賀くん如恵留です


(えっ、なに?)

佐久間
2人とも返事をして下さ~い
阿部
そんな大きな声を出さなくても佐久間


すると、あっちでも気づいた様子で「しかし、なんなんだ?物凄い食らいつきよう」今さらって感じで驚いてしまう。

塚田
お前ら聞こえてる!
戸塚
塚ちゃん怒鳴るなって
塚田
けど
千賀
ちゃんと聞こえてるし見えてるよ
宮舘
見え…てる?
渡辺
どういうことです
千賀
手鏡にね
宮近
はっ?


と、そのとき。

七五三掛
あぁ~千賀くんと玉森くんだ
佐久間
ほんと、おーい


手を振る姿に、思わず自分も反射的に。

千賀
やっほ~
玉森
バカ、見えてるわけないじゃん
塚田
見えてるよ
玉森
へっ?
渡辺
どこ、どこに?ああっ


(んんっ、どうした?翔太)

渡辺
うわっ、マジでぇ~
宮舘
俺達の前に千賀くんと玉森くんが
阿部
確かに見えています
如恵留
どうなってるんですか?これ
戸塚
そっちからも見れてるわけ?
千賀
うん
佐久間
すっごーい顔みて話せるだなんて
最高だ


(でも、ちょっと疑問)

千賀
ねぇ、どこに俺らの姿が映ってるの?
如恵留
皆さんの持ち物があるじゃないですか
千賀
あぁ
阿部
それが置いてある場所にです
千賀
俺…たち‥の


(そっか、同じ原理なんだ玉で向こうと繋がれるのと)

みんなの話しではニカのハットに俺の腕時計、玉森のブレスレット横尾さんのメガネ、ガヤさんのバングルと宮田考案のキーホルダーをまとめて置いてある場所の中央に突然、俺らの姿が映ったっていうんだ。

戸塚
しかし、どうしたんだ?その格好
玉森
玉森
好きでしているわけじゃないよ
塚田
そっちではお姉系でもやっているの?
玉森
違うって千賀じゃあるまいし
千賀
はっ?
佐久間
キャハハハ
宮近
でも凄く綺麗
七五三掛
ほんと綺麗です玉森くん
玉森
有り難う宮近、シメ気持ちは複雑
だけど


そう言って、苦笑いするタマ。

千賀
俺から説明するとタマは女になって
いたんだ
宮舘
はっ?
佐久間
ぜーんぜん説明になってない
阿部
ほんと
塚田
千賀だからしょうがないよ


(はあっ?塚ちゃんに言われたかないや塚ちゃんに)

俺達は久々に互いの顔を見れたことでテンションが上がっていた、しかし…

玉森
いっ、今なんて!?
如恵留
だから北山くんが
渡辺
それに横尾くんも
千賀
嘘…だよね
玉森
それってヤバくない


翔太たちから話を聞き、愕然としてしまう。

戸塚
2人とも今どこら辺にいるの?
千賀
山の麓、これから登ろうと思っていた
渡辺
その山を下った途中の洞穴に北山くんたちはいます
玉森
分かった急いで合流する


そして、そこへ向かいながら「これは全部、最初から仕組まれた罠なのか?」そう思う。

あいつ、網乾に斬られ負の力に苦しみ抗っている
ミツの元へ追い打ちを掛けるかのように仕向けら
れた永瀬廉。

玉森
くっ、絶対に許せない
千賀
タマ
玉森
今のミツは本当にヤバい喋れなくなるほど心が弱っているだなんて


(確かに余程のことがない限りミツがそんなふうに
なるわけないし)

玉森
そこへ廉が刃なんか向けたら


(堕ちる、ミツが闇に引き込まれてしまう)

千賀
タマ、足は大丈夫?まだ走れるか
玉森
俺のことは気にしなくていい
千賀お前は先へ行け
千賀
分かった、ちゃんと後から着いて
来いよ


俺はタマにそう言うと、ありったけの力を振り絞ってスピードを上げた仲間たちへの熱い想いを胸に。




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朱桜
朱桜
歴は10年を越えカッコ可愛い最年長が大好き“これからもずっと見続けていたい”そんな大切な存在だから想いの全てを物語に紡いでいます。 私が描く作品は絶対にKiさんは右で、その隣にいるのはFさん。 同じような気持ちをお持ちの皆さん、一緒に彼らの世界で浸りませんか。 宜しくお願いします―
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