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第79話

闇との戦い②二階堂side
(ワッター、いったいミツと何があったんだよ?)

横尾
う、うーん
二階堂
はっ
横尾
ミ…ツ‥逝か…せない‥ぜっ…たい
二階堂
しっかりワッター


時々うなされながらワッターが発する言葉が、俺は気になって仕方なかった。

荘介
闇が来る
二階堂
えっ
荘介
ここから早く出た方がいい、でないと捕まってしまう


そんなとき緊急事態を荘介が知らせ、でもそんな事を言われたってこんな状態のワッターを動かせるわけない。

(どうしたらいいんだよ)

宮田
ニカ、横尾さんの様子はどう?
二階堂
まだ気づかない、なんだか分からないけどうなされているし


そこへ宮田がやって来て。

宮田
タマと千ちゃんが、こっちへ向かっ
ている
二階堂
えっ、本当に?


玉森たちのことを教えてくれ「千賀めちゃ、お前に会いたい」

宮田
佐久間たちの話しによると今頃、山を登っているんじゃないかって
二階堂
闇も来るらしい
宮田
あぁ、俺も道節から聞いた
二階堂
けどワッターを動かす事はできない
荘介
なら戦うしかあるまい


(戦う?俺らが闇と)

荘介
そうだ大切なものを護るため
二階堂
そんなの自信ないって実戦なんか
宮田
ニカ
道節
誰だって始めはそうだ
荘介
だが、それでも立ち向かわなければ
ならない時もある


(荘…介)

道節
勇気を出すのだ
宮田
分かった
二階堂
宮田!?
宮田
俺、頑張ってみるよ
二階堂
おまっ
宮田
俺達は1人じゃない、みんなで力を
合わせれば危機を乗り越えることが
出来るはずさ
藤ヶ谷
その通りだ、みや


(ガヤ!?)

藤ヶ谷
俺らには奴らにないものがある
二階堂
ない…もの?
藤ヶ谷
互いを思いやり大切に思う心
北山
コクン
二階堂
ミツ


すると、ガヤの隣にいたミツが優しく俺に微笑みかけ。それは…まるで「バーカお前なにビビッているんだよ大丈夫、心配はいらないさ皆一緒にいるんだ俺達は絶対に負けやしない俺は信じているから」

そう言われているような気がし。

二階堂
分かった、やるよ


自分の中から、勇気が湧いてくるのを感じた。

北山
ふっ
藤ヶ谷
あとはワタをどうするかだが


みんなで思案していると…

横尾
俺…のこと‥は…気にし‥なくて…いい
二階堂
ワッター
藤ヶ谷
気がついたのか渉
横尾
心配…かけて‥すまない
宮田
良かったぁ
北山
‥‥っ


ワッターの意識が戻り周囲はドッと安堵の空気に
包まれる、けれどミツだけは表情を曇らせている
事にこのとき誰も気づいてはいなかったんだ。

藤ヶ谷
よし、じゃあ移動するよニカとみやはワタのことを頼む
二階堂
分かった
宮田
了解
藤ヶ谷
北山、俺から絶対に離れるな
北山
ふっ


こうして俺達はタマと千賀がこっちへ向かっているのを知りながら、仕方なく洞穴を出て山を下る決心を固める。

しかし、まさか自分たちを追っている闇の中に廉がいただなんて。

そのときは刻一刻と迫っていたんだミツが闇に取り込まれるときが…




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朱桜
朱桜
歴は10年を越えカッコ可愛い最年長が大好き“これからもずっと見続けていたい”そんな大切な存在だから想いの全てを物語に紡いでいます。 私が描く作品は絶対にKiさんは右で、その隣にいるのはFさん。 同じような気持ちをお持ちの皆さん、一緒に彼らの世界で浸りませんか。 宜しくお願いします―
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