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第74話

光と闇の心⑫宮舘side
今、俺の前には如恵留が持っていた千賀くんの腕時計と横尾くんのメガネ、シメから受け取った藤ヶ谷くんのバングル。

宮近から手渡された二階堂くんのハットに佐久間が手にしていた宮田くん考案のキーホルダー、同じく翔太が持っていた玉森くんのブレスレットがある、けど。

宮舘
光らないなぁ


これじゃ、まるで睨めっこでもしているみたいだ「もう何とか言って下さい俺ずっと待っているんですから、つうか腹減ったし」と、そのとき。

佐久間
待ってて~今チャーハン作ってるから


(えっ、佐久間!?おまえ独りで作れんの?)

塚田
よし下ごしらえは出来た準備はいい?
佐久間
もちろん
塚田
いざ肉、投入うぅーっ


(なに?今の…)

宮近
ちょ、入れすぎじゃない?
塚田
そんな事はない
佐久間
ないない
塚田
足りないくらいだ
佐久間
おう
宮近
シメはどう思う?
七五三掛
よく分からないけど肉は体力がつく
からいいんじゃない


(いやいや、どれだけ入れたんだよ限度ってもんが
ある、あはっ)

佐久間
安心して睨めっこ続けてていいよ
ダテさん


「はあっ?お前に言われたかない」が、その言葉に苛々はピークに達し。でも次の瞬間、ピカッと横尾くんのメガネが光りを放ち。

宮舘
よし、光った!
佐久間
マジで!?


とたん俺の叫び声に、すっ飛んで来る佐久間たち。

塚田
遅い!
宮田
ぁ…‥
宮舘
何やってたんですか!
宮田
えっ
佐久間
待ちくたびれちゃいましたよ
宮田
あ、ごめん


(あれ?この声、横尾くんじゃない…なんで)

宮田
いろいろあったもんだから
佐久間
宮田くん?
宮舘
いえこっちこそ大きな声を出し、すみませんでした


(心配だったから、つい)

塚田
宮っち今、横尾と一緒にいるの?
宮田
あ、うん
宮近
ニィ~二は?
七五三掛
藤ヶ谷くんや北山くんはどうしたん
です?
宮田
それ…が


挙げ句、俺達の問いに何故だか歯切れが悪い宮田くん何があったんだろ?

宮田
実…は


しかし、このあと発した言葉に俺らは我が耳を疑った。

塚田
なんだよ…それ!?どうしてそんな事になっている


(横尾くんが、わけの分からない怪我をし意識がなく北山くんが喋れない!?)

渡辺
なに?どうしたの大きな声を出して


隣の部屋にいた翔太たちも駆けつけ場が騒然とする中、言葉を続ける宮田くん。

宮田
俺達が行ったときには、もう
阿部
それ本当に!?
如恵留
詳しく教えて下さい
塚田
くっ、闇って奴の仕業か
宮田
分からないキタミツに事情を聞くことも出来ないし
宮舘
ですよねって今どこにいるんです?
宮田
洞穴みたいなところ横尾さんがあんな状態だから動くことも出来ず
渡辺
なら玉森くん達と繋がったら、そこへ行くように伝えておきます
宮田
頼むよ翔太
阿部
この際みんなで集まった方がいいかもしれない
宮舘
あぁ
如恵留
ニィ~二は?
宮田
横尾さんに付き添っている、そこに
トッツーはいないの声がしないけど
塚田
うん、でも呼び戻した方がいいかも
連絡しておく


しかし参った、俺達は話を聞くだけで何もできや
しない。

七五三掛
藤ヶ谷くん大丈夫かな
宮田
ガヤさんは、ずっとキタミツにくっついている


(俺、知っています藤ヶ谷くんは北山くんのことが好きなんだって以前に横尾くんと3人で御飯を食べに行ったとき話をしていた瞳は恋する眼だった)

塚田
俺達は俺達のできる事をしよ
佐久間
塚ちゃん
阿部
そう…ですね


傍に行けない歯痒さはみな同じ、俺達は改めてそう誓い合う。




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朱桜
朱桜
歴は10年を越えカッコ可愛い最年長が大好き“これからもずっと見続けていたい”そんな大切な存在だから想いの全てを物語に紡いでいます。 私が描く作品は絶対にKiさんは右で、その隣にいるのはFさん。 同じような気持ちをお持ちの皆さん、一緒に彼らの世界で浸りませんか。 宜しくお願いします―
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